このブログでも何度か触れていますが、現在、日本産業界の屋台骨を担ってきた自動車業界は100年に1度の変革期を迎えています。
俺自身、自動車業界に勤めていて・・ヒシヒシと感じています。
特に、ガソリン車⇒電気自動車へのシフト。
更に、自動運転へのシフトが顕著ですね~~
その業界でトップに立つのが、アメリカの新興企業のテスラです。
更に、グーグルとかですね。
今なお、EVへの批判論や不可能論は結構根強いですが・・
既に世界規模で脱炭素化が進んでいます。
一体テスラの何が画期的だったか?
何といっても、ハードとソフトの切り離しです。
今まで自動車と言うのは、機械・・つまりハードでした。
それをソフトにしてしまったという点です。
テスラの車の説明を受けると、中々衝撃的なのが・・
どんどんソフトアップデートを繰り返して、自動車が進化していくという考え方です!!
スマホのアップデートと同じです。それと同じことを車でやってのけたのです。
スマホのアップデートでも課金したりしますよね??
テスラのアップデートもそれと同じで、テスラは、そのアップデートの課金で利益を出すという、今までの自動車業界とは全く違うビジネスモデルを打ち出してしまったのです。
そんな事が可能なのか??
可能にしてしまったんです(笑)
カーナビとかのアップデートとかは分かりますが・・
テスラの場合、
例えば、バッテリーだと最初から最大限のハイスペックなバッテリーを積んでおくのです。安いグレードの車の場合、その出力を何%か抑えます。
そして、顧客はそのバッテリーのアップデートをしたときに料金を支払います。
その他のオプションも似たようなものです。
テスラには、全車種に既に将来の全自動運転に対応できるソフトが組み込まれているのです。
徐々にアップデートしていき、車を進化させ、顧客はそのたびにアップデート料金を支払う。
こうして、最初の車の料金を抑えつつ、利益を上げるビジネスモデルをやり遂げたのがテスラです!!
まだまだ販売台数は少ないですが、今後どんどん世界規模で増えていくでしょうし、他のメーカーもそういうビジネスモデルに対応していくはずです。
テスラのビジネスモデルの更なる凄さ!!
最終的に、今のテスラ車が、スマホみたいにアップデートしていくことで全自動運転に近づいていく事は説明しました。
しかし、更に先があります。
全自動運転になった車は・・
顧客が車を使っていない時に、タクシーとして利用され、顧客はそれで利益を上げることも可能になるようです。
全自動なので、勝手にタクシーとして人を運びます。
将来的には、テスラはそういうビジネスモデルも思い描いています。
恐るべし!!
テスラの株は持っておくべし
2020年代、最も成長する分野の最先端を走るのがテスラだと思っています。
テスラの株価については、これまた色々議論が交わされていますが・・
俺は持っておくべきだと思います。
将来的には今のGAFAMみたいな地位になっているんだろうな~~
携帯業界で起こったことが、自動車業界にも起こるのではないか??
かつて、アップルのスマホも、それまでの携帯と言う物を全く別物に変えてしまいましたから・・
当時の携帯は、電話とかメールとか、ゲームして、ちょっとネットを見るくらいでしたけど・・
スマホは、ガラリと変えちゃいましたからね~~
その変化のスピードは物凄いものでした。
自動車は、人の命を乗せている物なので、もう少し時間はかかるかもしれないですが、いずれ同じことが起こるでしょう。
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