今回は、eスポーツ関連銘柄の紹介です。
日本では、オタクのイメージが強いですが、欧米、中国ではコロナ騒動での巣ごもり需要もあり、今、eスポーツ業界は急加速しています。
日本でも、任天堂やサイバーエージェントなどが注目しており、米国のeスポーツ関連のETFにも採用されています。
今後、オリンピック競技にも採用される可能性が高い業界ですので、かなり注目度は高いと思っています。
eスポーツ業界は急加速中!!
去年、2020年は約6億人がeスポーツを視聴したと言われています。
アメリカでは、積極的にYouTubeなどで動画配信されており、コロナの巣ごもり需要も相まって、急拡大しました。
個人戦もあれば、チーム戦もあり、イベントの賞金総額は日本円で25億円を超える規模だったとか・・
世界中の大企業も投資を始めており、かなりの大金が動いていることが分かると思います。
更に、現在世界中でオンラインゲームをしている人間は22億人以上存在するとされおり、そのうち、eスポーツをプレイしている人数は5%ほど・・
つまり、まだまだ成長の余地が有り余っているという事です!!
注目の米国株eスポーツ関連ETF
ESPO
設立は2018年。銘柄数は26銘柄。
当然ですが、歴史はめちゃくちゃ浅いので、長期投資で果たして優れているかどうかは保証できません。
ただ少なくとも過去2年間のチャートでは、S&P500やNYダウを大きく上回っています。
特に、2020年1年間の成長率は目を見張ります。
ESPOの上位10銘柄の構成比率です。
日本からは任天堂が、中国からはテンセントが食い込んでます。
HERO
設立は2019年。銘柄数は41。
手数料は0.05%とかなり低く設定されているのも魅力💛
過去1年では、ESPO同様、S&P500やNYダウを大きく上回っています。
コロナショックの時も、S&P500が20%以上マイナスの中、-7%ほどでとどめ、その後大きく成長しています。
上位10銘柄の構成比率です。
日本からは任天堂、ネクソン、カプコンが上位10銘柄に食い込んでいます。
日本にも、結構魅力的なゲーム銘柄が存在するという事ですね~~
eスポーツ関連注目個別米国株
アクティビジョン・ブリザード(ATVI)
カリフォルニアに本拠地を構えるゲーム開発会社。
恐らく、ゲームにあまり興味の無い人でも聞いたことがあるであろう、
第二次世界大戦を舞台にした『Call of Duty』を手掛けた会社です!!
同ゲームのプライヤー数は全世界で2.5億人を超えると言われています。
その他のゲームも含めて、同社の総ユーザー数は4億人を超える規模・・
注目のeスポーツ関連銘柄です。
エレクトロニックアーツ(EA)
サッカーゲーム『FIFA』シリーズが人気の会社で、eスポーツリーグを開催しています。
スポーツ系のゲームに強みを持っており、実際のヨーロッパのプロサッカー選手が参戦して、自分のドリームチームを作ることが出来ます。
衛星放送の放映権も持っていることも強み。
S&P500やダウ平均を大きく上回った成績を長年にかけて達成しています。
変動率はかなり大きいので、初心者は要注意ですが・・・
フヤ(HUYA)
中国の企業で、ライブストリーミングプラットフォームを立ち上げています。
ADRとしてアメリカのNASDAQに上場しているので、普通のアメリカ株同様に購入する事が可能です。
ゲームプレイの実況、トーナメントゲームの企画を行っています。
中国内では業界シェアトップで、視聴者数は1億人を超えており、中国の人口規模を考えるに、今後も成長していくでしょう。
テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア(TTWO)
『グランド・セフト・オート』を手掛けた会社です。
アメリカのプロバスケットボールリーグのNBAと協力し『NBA 2Kリーグ』というeスポーツリーグを企画しています。
テンセント
中国の””BATH””の一角を占める大企業です。
あらゆるゲーム会社に投資をしており、その恩恵を受けています。
先ほど挙げた、アクティビジョン・ブリザードの最大の株主になっています。
その他、月間アクティブユーザー数が1億人に達した『リーグ・オブ・レジェンド』を傘下に持ちます。
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