今回はおすすめ本紹介です。
紹介するのは『磯野家の相続』シリーズです!!
シリーズなので何作か作品があります。
とりあえず、今回はその第1弾『磯野家の相続』について!!
『磯野家の相続』とは?
長年、人々の相続に関して相談に乗ってきた筆者が、どうやったら分かりやすく複雑な相続税に関して説明できる悩んだ末・・
磯野家を例にして説明すると分かりやすい!!
という結論に至り、この著作が生まれます。
それくらい、相続とは複雑でかつトラブルに発展しやすいのです。
””磯野家””とは日本人なら誰でも知っている『サザエさん一家』のことですね!!
サザエさん一家の家系図は頭に描けますか??
この本は波平が永眠したところから始まります。
あの東京都世田谷区にあの広さの平屋を構える波平・・
そうとうの遺産がありそうです(笑)
よって相続は複雑を極めます。
波平の遺言や、その時の家族の状況によって大きく変わってきます。
例えば、
- 波平に愛人が居て、その愛人との間に子供が居たり・・
- 遺言でカツオに全く遺産が行かないことになっていたり・・
- マスオさんが娘婿として養子縁組してるかしてないかで変わって来たり・・
- 仮にサザエが不慮の事故で先に死んでいたり・・・
その時の状況で大きく遺産相続は変わってきます!!
この本には色々なパターンが書かれています!!
個人的にはマスオさんは、今後の身の振り方次第で、もらえる遺産額が大きく変わって来るので注目です(笑)
相続は本当に複雑!!
これ読んで分かりましたけど、相続って本当に複雑です!!
磯野家みたいに、兄弟や子供たちが多かったりするとより複雑になります。
遺産の種類でも、現金は分割しやすいですが、不動産になって来ると、分割が難しいので揉める原因になります。
後は、養子とか隠し子、事実婚、再婚、子連れ・・
複雑になる要因はたくさんあります!!
俺の予想だと、磯野家の相続はまず間違いなく揉めます!!(笑)
波平はしっかりと遺言状を作っておく必要がありますね・・
この遺言一つとっても、結構ややこしいのですが・・
ジョースター家の相続も書いて欲しい!!
この磯野家よりもさらに複雑だと思われるのがジョースター家です!!(笑)
養子もいるし、愛人の息子もいるし・・
しかも、ジョースター家の遺産は波平よりも莫大です(笑)
ジョースター家の家系図は頭に描けますか?
まず、ジョージ・ジョースターが死んだあと、法律に則ると、一人息子であるジョナサンに相続されますが・・
問題は養子であるディオです。
一応、法律上、ディオが相続できる可能性があります。
まず養子縁組されていることです。これにより、2分の1ずつディオとジョナサンに遺産が相続されます。
ここでディオは、自分の実の親の資産の相続権は失われません。ディオは、両家の遺産を相続できる可能性を秘めているのです。
そして1部のラストで・・
ジョナサンは、エリナのお腹の中に子供(ジョージ2世)の残したまま死にます。
法律上だと、胎児も生きて生まれれば相続する権利を持ちます。
つまり、ジョナサンの遺産は、エリナと胎児に相続されます。
そして時は進み・・第4部!!
ニューヨークの不動産王となったジョセフの死が近づいてきました。
そこで相続する者を洗っていたところ、何とジョセフと愛人の子供がいるという事が発覚します!!(東方仗助)
ここで重要になって来るのが、ジョセフが東方仗助を認識しているかどうか・・
物語上だと、どうやら認識していなかったみたいなので、事は複雑になります。
愛人の子供が認識されていなかった場合、相続されるためには、東方仗助は、ジョセフの死後、3か月以内に自分にも相続があることを訴えないといけません。
ま~とりあえずややこしいわけです(笑)
磯野家よりもジョースター家の方が複雑なので、どうせなら『ジョースター家の相続』を描いて欲しいですね!!(笑)
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