このブログを読んでいる方は、少なからず投資に興味を持っている人たちだと思うのですが、そもそも株式投資の歴史はどこから始まるのか??
証券と言う概念は、既に12世紀からヨーロッパで、戦争の資金調達の為に用いられていたそうです。
十字軍遠征など、債権を発行し、民衆からお金を集めていたとされています。
では、株式会社として本格的に株式投資が始まったのはいつ頃なのか??
世界初の株式会社は大航海時代に出来た
世界初の株式会社は1553年の『ロシア会社』だと言われています。
元々は、ロシア交易の為に出来た株式投資と言うシステム。
これを本格的に運用し始めたのは、17世紀に入ってから
1602年に設立された『東インド会社』です。
時代は大航海時代。
新大陸を求めて、あらゆる資源、鉱物、商品、奴隷など、得られるであろう莫大な利益を求めて、ヨーロッパ人は海に旅立ちました。
しかし、航海をするに至って、お金が必要です。
航海術はあるが、金が無い。
そして、大航海時代に儲けたいのは、商人も同じ。
彼らは、金はあるが、航海術が無い。
この時、両者の利害関係が一致し、東インド会社が株式を発行し、それをお金を持っている商人に買ってもらったのです。
その代わり、航海で得られた資源などは、積極的に投資をした商人に分配されました。
これが株式投資の始まりです。
人類の歴史はお金の歴史。
何をするにしても、まずはお金が必要。
そのお金を調達する為に、株式投資という仕組みが考えられたわけですね。
株式投資の本質は、21世紀になっても変わってません。
会社は、事業を発展させるために、投資家からお金を募る。投資家は株を買う。
企業は、そのお金で、設備を開発したり、有能な人材を発掘したりして、事業を発展させていきます。
時代は変わっても、株式投資の本質はこれです。
投資はリスクがある
よく、株式投資はリスクがあると言われますが、株式投資の歴史を紐解くと、確かに正しいと思います。
投資にリスクは付きもの・・
そもそも、東インド会社の株式投資ですが、かなりのハイリスクハイリターンだったと言えるでしょう。
商人は、航海をする人たちに、莫大なお金を投資するわけですが・・
当時は17世紀・・
そもそも、世界中への大航海で、帰って来るかもわからない。途中で遭難するかも、事故にあうかも・・
そうなれば、投資をしたお金は全て無駄です。
そう考えると、17世紀の株式投資はかなりハイリスクでした。
なので、投資はリスクがあるという意見は、俺は正しいと思います。
ただ、今は21世紀です。17世紀ではありません。
数々の歴史の過ちを経て今があります。
当時と違って、色々株式投資の方法はあります。
リスクを低く抑えることも十分可能です。
やり方次第では、ハイリスクハイリターンな投資もありますが・・
しかし、莫大な利益を得るためには、やはりリスクを取らないといけないのも事実。
そのあたりのバランスは、時代が変わっても難しいですね(笑)
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