(この記事は2022年2月の再掲です)
投資をするうえで、リスク分散は非常に大切で株式以外にも、債券に投資する事も重要です。
特に、年取って資産額が増えてくると、割と変動が激しい株式と、安定性がある債券を上手く分散させる必要が出てきます。
債券に投資する上で、米国債に幅広く投資する事ができるETFの『BND』は非常におすすめです。
『BND』とは??
一応、企業概要としては・・
バンガード・トータル債券市場ETF(Vanguard Total Bond ETF)は、米国籍のETF(上場 投資信託)。米国における公債、投資適格、課税対象、債券の幅広いパフォーマンスを測定するブルームバーグ・バークレイズ・キャピタル総合債券指数に連動する投資成果を目指す。
となっています。
要は、アメリカの優秀な国債に幅広くバランスよく投資してくれているETFということです。
国債とは国にお金を預けることである
そもそも国債って何なの??って話ですが・・
株式が会社に投資する事だとしたら、国債は国に投資するみたいなものです。
国債って、国が国民からお金を借りて、利子をつけて返すものです。
アメリカ国債なら、アメリカ政府にお金を預ける事。日本国債なら日本政府にお金を預ける事。
当然の事ですが、株式よりも安全資産と言われています。
特に、日本国債やアメリカ国債などは。
日本国債やアメリカ国債などは、株価に比べると変動性は圧倒的に少ないです。
だって、会社が潰れる可能性と、アメリカが潰れる可能性なら、アメリカが潰れる可能性の方が圧倒的に低いじゃないですか??
だから値が安定しているわけです。
銀行預金よりも安全なので、世界一安全資産だと思います。銀行が潰れる可能性の方が高いですよね
国債にも色々あって・・
例えば、新興国の国債とかだと、めちゃくちゃ利回りが高いです。しかし、その分、政情が安定しないので、暴落のリスクがもっと高いです(笑)
その辺のバランスは人ぞれぞれですね!!
国債と株価は逆の動きをする
基本的に、国債と株価は逆の動きをします。
景気が良い時・・
債券のような変動が少ない資産より、大幅に上昇していく株価に人気が集中するので。
株式の方は盛り上がりますが、債券の方は盛り下がるので、値が下がります。
逆に景気が悪い時・・
株価は下がり、株式市場は盛り下がり、安全資産である国債に人気が集中します。なので、株式は下がるけど、債券は上がります。
株価が上がると、債券が下がり
株価が下がると、債券が穴ります。
なので、株と国債に資産を分散させることが重要なのです。リスク低減になるので。
『BND』の長期チャートは??
株式に比べると、値動きが少ないことが分かるでしょうか??
基本的に国債はほとんど値動きしないのですが、『BND』は優秀なので、一応年率4%ほどで上昇しています。
株価と違ってほとんど値動きせず、リーマンショックやコロナショックでも、株価に比べると少ない値動きです。
しかも、少なからず上昇している。
安定感もあり、成長も見込める優秀なETFなのです。
毎月分配金がある!!
この『BND』の最大の魅力は、毎月分配金があることです。
利回りは2%ほどですが、毎月安定した分配金が自分の口座に振り込まれるわけです。これは、投資をするうえでかなり嬉しいのではないでしょうか??
日本株だと、配当金は年に2回。
米国株でも四半期に1回。
『BND』は毎月分配金です!!
株価が安定して値動きが少ない、更に少しだけ株価の成長益もアリ、更に毎月分配金がある。
資産額が多い人にとっては、自分の資産を守ることが出来る重要なETFです!!
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