2022年1月から続いた米国株式市場の弱気相場が遂に終わりました。
過去のベアマーケットと比較しても、期間、下げ幅的にはほぼ平均でした。いつも通りの弱気相場だったということでしょうか??
ただ、アメリカのインフレ率は収まり切れてないし、利回りも高いまま・・
一部のAI銘柄に株価上昇が偏っている・・
などなど、不安要素がありまくりで、市場はまだまだ懐疑的。
もしかしたら、最高値を更新することなく、再び下落する説も根強いです。
2022年10月の底値から+20%上昇
アメリカの主要株価指数である、S&P500が去年の10月の底値から20%以上上昇しました。
これにより、定義上は弱気相場は終了。
強気相場となります。
ちなみに、直近の高値から20%以上下落する事を弱気相場入りと言います。
S&P500の史上最高値は2022年1月4日につけた4796.56でした。
ここから不遇の2022年があり、この年の10月12日には3577.03を付けました。
この間、約300日
下落率は25%。
ただここを底値に、2023年に入ってから上昇を続け、20%上昇したというわけですね。
空前のAIブーム
この上昇に大きく寄与したのが、AI関連銘柄の上昇です。
去年の末にOpenAIがリリースした『Chat-GPT』が革命的で、今年に入ってから、AI銘柄がじわりじわりと上昇していました。
中でも最も恩恵を受けたのが、OpenAIや、そこに投資していたマイクロソフトでもなく、生成AIの製造に必要なGPUで世界シェアを握っているNVIDIAでした。
特に、5月に発表した決算報告を期に、株価は爆発的に上昇しました。
この日を境に全体的に、勢いが出てきたような気がする(笑)
今は第4次AIブームで、個人的には過去のブームは特に知らないので、これだけ世間で言われているのは、それくらいの大きい出来事だということなのだろうか・・
一気に史上最高値を更新か??
投資界隈では、半値戻しは全戻しというものがあり、
直近の底値から、半分戻したら、そこからの大幅な下落は無いと。
S&P500は既に、半分は戻しているので、格言通りだと、ここからの弱気相場入りは無くて、そのまま史上最高値を更新する可能性が大きいです。
どれくらい時間がかかるかは分かりませんが・・
今の上昇がAI関連銘柄を始め、ハイテク関連に偏っているという心配点があります。
これが数多くのアナリストを悩ませている点であり、このまま株価が上昇していくことは無いんじゃないか、それとも、強気相場はすぐに終了すると言われています。
そもそも、市場は不安要素を探すより、なぜ上昇しているのかの原因を探し始めています。
市場全体が貪欲になってきており、近々、株価の下落があってもおかしくないと思ってます。
個人的には、よく分らん・・(笑)
AIブームでしばらく株価は上昇するとは思いますが・・
ここまで加熱すると、経験上、一旦調整が入るような気もする。
とにかく、投資を続けていくしか無いのだろうか??
2022年は、投資をしてもお金が減っていくという、悪夢のような期間でしたが、もうそろそろ報われてもいいような気もします(笑)
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