2023年現在、米国株は少し上昇していますが、過去最高値まではまだしばらくかかりそうな気がします。
インフレが収まるとか、利上げが終わる終わらない、米国債がデフォルト寸前など、色々問題があるなか、それでも一応は上昇しているのは、
一重に、今年のAIブームではないでしょうか??
去年の末にChat-GPTがリリースされて以降、そのあまりにも高性能ぶりに世界が騒いでいます、本格的にAI時代が到来し、産業革命以降最大の革命が業界に起こると言われています。
近いうちに、いわゆるホワイト企業は本当に消えるかもしれませんね。
最近の時代の変化は本当にあっという間なので、今後4,5年の話かもしれません。
そういうこともあり、株式市場では既にAIブームが起こっています。
90年代のITブームをほうふつとさせるブームが起こり始めています。
恐らく今が利上げの時期でなければ、もっと米国株はとんでもない上昇をしていたのではないでしょうか・・
AI銘柄は過去最高値に戻りつつある
俺は米国株しかやってないので、米国株市場の話になりますが・・
S&P500など2022年の年初に過去最高値を記録して、かれこれ1年以上、株価は低迷しています。
他の個別銘柄も似たような動きで、基本的に2021年に過去最高値を記録した後、この1年以上は低迷しています。
ただ、先ほど述べたようにAIブームが巻き起こっており、一部の銘柄は過去最高値に戻りつつあります。
例えば最も顕著なのがNVIDIAです。
・NVIDIA
2023年5月時点で、あと少しで過去最高値を更新するところまで戻ってきています。
俺が去年買い始めた時は、まだ200ドル以下だったことを考えると、今年は異常と言うほかありません。
NVIDIAは今後のAI時代の到来において最も恩恵を受ける企業の一つと言われており、既に何年か前から買い推奨されてます。
今後、AIがどの方向に行ったとしても、この銘柄は恩恵を受けます。
金融危機が起きても、この銘柄は落ちないんじゃないかとさえ言われているぐらいです。
因みに、2023年現時点で、今年のS&P500銘柄の中で最大の上昇率です。
過去最高値までは後5%ちょっと・・
本当にあと少しです。
続いてはMicrosoft
・Microsoft
Chat-GPTを開発したOpenAIに多額の投資をしていたこと、更に追加で投資を行う事を発表し、今年に入ってから相当上昇しています。
過去最高値まで後8%ほどの所まで来ており、年内に過去最高値更新をうかがえる位置にいます。
マイクロソフトはその盤石な経営体制から、今後も買い推奨です。
・Apple
アップルはほとんど、過去最高値に戻っています。
Appleもこの1年以上ずっと株価は低迷していましたが、ようやく戻りつつあります。
もう3%無い位です。
今月にでも過去最高値を更新するかもしれません。
・ケイデンス・デザイン・システムズ
こちらも俺が保有している銘柄で、半導体を設計する上で確実に必要なEDAで、大きな世界シェアを握っている企業です。
あまり有名ではないかもしれないですが、AppleやMicrosoft、NVIDIAなど世界的大企業に先立って既に過去最高値を更新しています。
半導体を作る上で絶対に必要なソフトウェアを握っており、確実に今後のAI時代で恩恵を受ける企業です。
AI系のETFはどうか??
それでは、AI系のETFはどうなっているでしょうか??
アーク社のETFは有名ですが、日本から投資をするのは厳しいので、今回はSBIや楽天、マネックスでも取引できるETFである
AIQ、BOTZに絞りたいと思います。
・AIQ
・BOTZ
この2つをみると、回復しつつはあるけど、過去最高値を更新するのは、まだ時間かかるかも・・
って感じですね。
一部の銘柄は戻りつつある
一部の銘柄は既に過去最高値を更新しつつありますが、ETFなどで、全体的に見ると、まだ時間かかりそう・・
理由はいくつかあって
- AIバブルはこれからが本番。まだ始まったばかり。
- アメリカが利上げ中なので上値が限られる
アメリカ自体がインフレに苦しんでおり、それに伴う利上げで銀行が破産したりしているという金融不安の最中なので、どうしても株価の上昇は限られてしまいます。
それさえ無かったら、本当に物凄い勢いでもっと株価は上昇している思うのですが・・・
後は、まだまだ、AIブームの本番はこれからというもの。
まだ始まったばかり、本格化するのは2024年以降か・・・
ITバブルは崩壊した
歴史的に見ると、バブルは必ず崩壊します。AIバブルはまだ始まったばかりっぽいですが、近いうちに崩壊するでしょう。
現時点ではまだ過去最高値を更新すらしていないので、まだ先の話でしょうが・・
前回のITバブルの時は、崩壊した後、6年くらい株価は低迷しました。
頃合いを見て現金化する事も念頭に置いとくべきですね・・
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