2021年にFacebookがメタに社名変更して、今後数年でメタバースに重心を置いていく事が発表され、一気に過熱したメタバース熱。
今、投資家界隈で最もホットな話題ともいえるでしょう。
メタバースとは、
メタ(ギリシャ語で超越)とユニバース(宇宙)を組み合わせた造語で
分かりやすく言うと、仮想空間です。
その仮想空間の中で、最終的には人々が交流して、ビジネスをしたり、コンサートが開かれたり、あらゆるエンタメが提供されたりするのです。
現存する、FacebookやTwitterはスマホの画面上でのSNS交流サイトですが、それが仮想世界になる感じです。そうなると、正に可能性は無限大です。
よくSF映画にある感じの奴です。
昔、コナンの映画でも仮想空間の中を冒険する話がありましたね・・
昔から構想自体はありましたが、通信スペックなど、周辺技術のスペックが圧倒的に足りませんでした。
しかし、近年遂に、その映画の世界が実現しそうな所まで来ているのです。
メタバース関連企業に投資するには??
実は、メタバース関連企業ばかりを集めたETFは既に存在します。
METAと呼ばれるものです。
METAの上位銘柄としては、
エヌビディア、メタ(Facebook)、Microsoft・・
などなど・・
一応存在はするのですが、日本では買えません!!
SBI、楽天、マネックスなど、大手では買えません。
もしかしたら、日本に居ながらも買う方法は有るのでしょうが、そこまでして買うかどうかは、もう個人の判断にお任せします(笑)
メタバース関連の企業
エヌビディア(NVDA)
METAでも最上位銘柄に上がっていた銘柄です。
そもそも、現在のメタバース関連にはエヌビディアの半導体が使われています。
今後、AR、VRにせよあらゆるハイテク企業が製品を開発していくうえで、エヌビディア社の半導体技術は必須になってきます。
メタバースをやる上で、絶対に避けて通れない企業なのです。
メタバースに限らず、今後のAIや自動運転技術においても根幹をなす企業です。
マイクロソフト(MSFT)
Microsoftは、このメタバースをビジネスで活用しようとしています。
コロナ禍によち、ビジネスの世界で当たり前になったMicrosoft社のTeams機能。2022年には、このTeamsが進化して
Mesh for microsoft Teamsになります。
これにより、個人が自分の好きなアバターを作り、ホログラフィーの3D仮想空間で仕事が出来るようになるらしいです・・
割とメタバースに積極的な企業と言えるでしょう。
メタ(FB)
ご存知通り、旧Facebookです。
去年、社名をメタに変更した辺り、メタバースに今後数十年の社運を懸けていると言っていいでしょう。
2014年にはVRのOculus社を買収したことは記憶に新しい。
既に、VR用のヘッドセットも開発、市販しており、さらに仮想空間で体験したものを五感で感じることが出来るものも開発途中。
ロブロックス(RBLX)
ゲーム版YouTubeともいわれる、今話題のスタートアップ企業です。
去年上場したばかりで、まだ未知数の企業。
既に、1日あたりのアクティブユーザーは4000万人越えと、世界最大のゲームコンテンツとなっています。
今までの企業と違い、ユーザーがゲームやアイテムを作ります。
ユーザーは、それを売って仮想世界間で使える『ロバックス』と言われる仮想通貨を手にします。
これは現実世界でドルや円に換金可能です。
既に、この仮想世界間で60万ドル以上稼いだユーザーも存在しており、全世界で今後もユーザーは増え続けるでしょう。
ロボロックス社自身、今はゲームだけだが、コンサートやビジネス、学校なども、この仮想世界間で出来るようにするという野心的目標を公表しています。
まだまだスタートアップ企業で、CEOが高齢であることなど不安要素もありますが、今後大注目のメタバース関連企業であります。
ボーイング(BA)
意外な製造業企業です。
実は製造業はメタバースの恩恵を受けると思われてます。設計など全て仮想空間に表現し、検討を行う事が出来るからです。
ボーイング社は、今後の飛行機の設計を仮想世界間でやってしまおうという野心的な目標を持っています。
仮想世界間で設計を行い、製造し、走らせ、飛ばす・・
ボーイング社自身、数年前から構想はあったみたいです。
技術的な面でまだまだ課題は多いですが、今後、製造業の間でもメタバースは熱くなりそうです。
ボーイング社だけでなく、世界的な製造企業が仮想世界間での設計、製造を成し遂げるかもしれません。
ナイキ(NIKE)
現在、ファッション業過もメタバースに積極的です。
特にナイキは独自の仮想プラットフォームを製作。
更に、ナイキがどこに仮想空間を設立したかと言うと、『ロブロックス』の仮想世界に設立したのです。
アバターにエアフォースなど、歴代のナイキのファッションを身に着けることが出来るのです。
それ以外にも、メタバース内で見本市をやったりと、可能性は無限大です。
メタバースは今後どうなるのか??
あらゆる世界的大企業が進出していて、投資家界隈でも熱いメタバースですが
まだまだ技術的な壁なども存在します。
そして、メタバースが今よりも進化した未来、果たして忙しい現代人がどれだけの時間を仮想世界間で過ごすことが出来るのか??
いわゆるハイテク好きのマニアの間でだけのニッチな分野として終わってしまうのか??
まだ始まったばかりの分野なので、今後どうなっていくのは未知数です。
可能性も未知数です。
投資は自己判断でお願いします(笑)
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