2019年時点ですが、GAFAMが買収した企業はおよそ300社に上るみたいです。
なぜ、GAFAMがあれほどの大企業になれたのか??
この5社の時価総額はとっくの昔に日本の東証全体の時価総額を超えています。
GAFAMがここまで大企業になれた理由は、ひとえにライバル企業を買収し続けてきたからだともいえます。
大企業が大企業であり続ける理由
GAFAMが過去20年間で300社以上もの会社を買収し続けてきました。
一番有名なのは、Facebookが、Instagramを買収したことでしょうか??
もしくはGoogleのYouTube買収でしょうか??
どちらにせよ、最早伝説のM&Aですよね(笑)
特にGoogleは、Microsoftなどに先を越されないように、YouTube買収の際に、10億ドル上乗せしたというのも有名です。
Facebookは、当時の時点で、将来的にInstagramが自分たちのライバルのコンテンツになると読んでおり、買収してしまったのです。
これが大企業が大企業であり続ける理由です。
大企業は、恐ろしい金を使って全世界にアンテナを張っています。
自分たちのライバルになりそうだったり、役に立つ技術を持っている会社は、買収してしまいます。
買収される側からしても、相当の大金が貰えるので、winwinですよね。
買収の全てがうまく行っているとは思いませんが・・
例えば、Microsoftが昔買収したSkypeなど・・
もうあれ、サービス終わっちゃったもんね・・
欧米企業は合理的
日本よりも、欧米ではM&Aは盛んです。
何といっても、欧米人って合理的なんですよね。
日本のビジネスマンの間で言われることがある、”海外勢に2周リードしろ”。
2周リードしてしまえば、欧米企業は追い付くのを諦めて、買収の方向に切り替えるから。
1周のリードだけなら、海外勢は追い付いてくる。
だから2周リードしろ・・と言われるみたいです。
GAFAMが買収した有名企業
- Microsoft
2016年 Linked In
2021年 Zeniax Media
2005年 YouTube
2017年 HTC(台湾の携帯会社)
- Amazon
2009年 Zappos(アマゾンがどうしても欲しかった企業)
2017年 PillPack(アマゾン薬局の先駆け)
2012年 Instagram
2018年 Oculus VR(メタバースへの先駆け)
- Apple
2014年 Beats Music
2020年 インテル(スマートフォンモデム事業)
これを見ると、自社だけの力で大きくなったわけでは無く、効率的にライバル企業や、自社の足りない技術を持っている企業を買収してきた面が大きいというのが分かります。
GoogleのYouTubeなんて、今やなくてはならない収益の柱ですからね。
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