フォーブス調べにおける世界トップ富裕層が今年に入ってから混戦模様が続いているみたいです。
- Amazonの創業者””ジェフ・ベゾス””
- テスラの創業者””イーロン・マスク””
- ルイヴィトン会長””アルノー””
この3人による、史上まれに見る、世界トップ争いが繰り広げられています。
これは、フォーブスが富裕層を追いかけ始めた1980年代以降初めての出来事みたいです。
去年時点では、ベゾス⇒マスク⇒アルノー
の順番だったのですが・・
今年に入って、3者の持ち株会社の株価の変動が激しくて、こういう現象になったものと思われます。
1980年代以降世界トップに立ったのは8人
データを取り始めた1987年当時・・
日本の最盛期だったこの時代、世界で一番金持ちだったのは日本人です。
今だったら想像できないですよね??(笑)
因みに、2位も日本人でした。
当時トップだったのが、六本木の森ビルの創業者””森泰吉郎””でした。
そして、トップを争っていたのが西武鉄道オーナーの””堤義明””でした。2人とも、日本の不動産王です。
そして、歴史が動いたのが1995年。
この年、Windows95が大ブレークします。Microsoft創業者のビルゲイツがここでトップに立ちます。
その後、リーマンショックが起こった2008年にウォーレンバフェットが首位に立つまで、首位を守り続けました。
2009年からは再び、ゲイツになりますが、2010年~2013年までメキシコの通信王””カルロス・スリム・ヘル””が首位に立ち、2014年から再びビルゲイツ。
ZARAの創業者””アマンシオ・オルテガ””が2016年に2日間だけ世界トップに立ちました。
そして、2017年ごろからアマゾン株が急上昇。ジェフベゾスが2018年に首位に立ち、テスラ株急上昇、ルイヴィトン株急上昇で、今の順位に至ります。
特に、テスラ株の急上昇は凄まじく、数々の富裕層を輩出し、その創業者のイーロンマスクは、歴史上、稀に見る速さで資産を増やしました。
つまり、こんなにも資産額の世界首位が頻繁に移り変わるのは、歴史上初と言ってもいいのです。
普通は、同じ人物が首位に立ち続けるもんで・・
その人物が第一線から身を引くか、別の金持ちが新たに出てくるかで、数年に1度のタイミングで世界一の金持ちの順位が変わるのです。
それが同じ時代に、3人も出て来るというのは、稀なんですよね・・
世界トップ3の持ち株会社の変動が激しい
そもそも、なぜこんなに今年に入ってから、首位が入れ替わるのかと言うと・・
3人の創業した会社が、今年に入って株価の乱高下が激しいからです。
Amazonも、この第2四半期の決算をミスって、ここ1か月で株価が急落しました。
テスラは、今年前半に物凄い勢いでピークをつけてから、半年ぐらい低迷してます。
3者とも株価が安定していないのです。
この原因は、やはりコロナ禍という異常事態の相場が原因なのだと思います。
比較的、安定するであろうルイヴィトンも、今年に入って変動が激しいですから。
Amazonは、今後成長が鈍化する懸念・・
テスラは、依然として電気自動車の世の中への不安・・
プラスしてコロナ禍・・
今後、電気自動車が当たり前になって来るとテスラ株は上昇していくであろうから、やはり将来的にはイーロンマスクなのかな~~
オススメ米国株銘柄
おすすめ書籍紹介