今回は、オススメ米国株銘柄紹介記事です。
今回、紹介するのはアメリカ企業の中で唯一、メキシコ国内に鉄道を建設する事を許された企業です。
ミズーリ州カンザスシティからメキシコ国内まで・・
バランスよく、路線を敷いており、アメリカではかなり希少な鉄道会社となっています。
更に、この企業の株価の成長率は並み居るハイテク企業を凌ぎます!!
鉄道銘柄と言えば、今時時代遅れのように感じますが・・
古き良き投資銘柄として、『カンザスシティサザン(KSU)』はおすすめです。
- 『カンザスシティサザン(KSU)』とは??
- 『カンザスシティサザン(KSU)』の株価は??
- 『カンザスシティサザン(KSU)』の配当金は?
- 『カンザスシティサザン(KSU)』のメリット
- オススメ米国株銘柄
- おすすめ書籍紹介
『カンザスシティサザン(KSU)』とは??
『カンザスシティサザン(KSU)』とは、米国の鉄道会社で、アメリカ企業の中では唯一となる、メキシコへ鉄道網を敷いている企業です。
メキシコ政府から許可されているのが、この『カンザスシティサザン』だけなのです。
島国の日本だと、少し尊像しにくいですが、向こうは国境をまたぐことになるので、非常に国際問題がデリケートなんですね。おそらく、今後もアメリカ、メキシコ間の鉄道網は『カンザスシティサザン(KSU)』独占状態が続きそうです。
一昔前、トランプ大統領による政策で、アメリカとメキシコの間に壁を築くとかありましたが、当時『カンザスシティサザン』も戦々恐々でした。ま~何もなくて良かったですね・・
路線の比率は、アメリカ国内、メキシコ国内とほぼ半々であり、非常にバランスよく鉄道網が引かれています。
メキシコに鉄道を引いていて何が良いかと言うと・・
主に、自動車メーカーの輸送を独占できるという点ですね。
ご存知の通り、アメリカは中国に次いで、世界で2番目に大きい自動車販売国です。しかし、アメリカ国内に工場を作ってしまうと、人件費、土地が高いため、大半のメーカーはメキシコにも工場を持っています。
トヨタ、日産、マツダ、BMW、ワーゲン、ベンツ、アウディ、GM・・
そして、メキシコで生産される大半の自動車は輸出向けで、その中の8割はアメリカ向けです。
つまり、アメリカで販売されている自動車の大半は、メキシコの工場で作られているのです。
その輸送をほとんど独占できるというチート能力を持っているのが
『カンザスシティサザン(KSU)』です。
当然のことながら、鉄道輸送が一番安いですからね・・
飛行機で運べないし、船で運ぶ意味も無いし・・
『カンザスシティサザン(KSU)』の株価は??
上昇率はS&P500を大きくアウトパフォームしており、過去30年の上昇率はアップルやマイクロソフトよりも上です。
やはり、トランプ政権時代は調子が悪くて、株価は横横でしたが、バイデン政権以降かなり調子がいいですね(笑)
『カンザスシティサザン(KSU)』の配当金は?
連続増配年数は7年です。
利回りは1%ちょっと・・
決して高配当とは言えないですが、あれだけ株価が上昇していれば魅力十分ですね!!
配当性向は20~30%ほど・・
増配余力があるので、今後も増配を続けていくでしょう。
『カンザスシティサザン(KSU)』のメリット
- 鉄道事業の安定性
- アメリカ、メキシコ間の輸送を独占
この2つに尽きます。
メキシコ国内に鉄道網を引ける海外企業は、世界で『カンザスシティサザン(KSU)』のみです。
だから、ライバルがいない!!
今後も出てくる可能性は低い。
なので、アメリカ、メキシコ間の輸送を今後も独占し続けるというアドバンテージを持っているわけです。
ただ、その分、国際関係にはデリケートな銘柄で、今後、2国の間に何かしらの亀裂が走った場合、真っ先に影響を受ける企業です。
友好な関係を長年築いてきたからこそ、成長してきた銘柄であるとも言えそうですね。
多少のリスクがあることを念頭に置いて投資をするべきですね。
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