この1年ぐらい、地味に円安基調で、2021年初めの頃は、ドル円103円だったのが、遂に130円に迫ろうとしています。
20年ぶりの円安なんですけど、俺の記憶にある限り、1ドルが130円に行くなんて、初めてです。一応、自分は生まれてますが・・
去年1年間で、地味に円安が進み続けて、今年に入ってから一気に円安になった感じです。
今まで、日本円で給料を貰って、ドルに換えて米国株を買う時、あまり為替の事は意識してませんでした。どうせ、株価は上がるし、いつドルに変えようが関係無いと思ってましたが・・
流石に、ここまで円安が進むと、躊躇してしまいますね(笑)
1ドル130円という聞いたことがない水準へ
2015年に記録したドル円126円の壁を突破して、遂に2002年以来の円安水準になってます。
俺の記憶にない水準です。
一昔前まで、1ドル=100円くらいで考えてましたが、最早その常識が通用しない時代かもしれません。
円安は英語で””weaker yen””
円安って、英語に訳すと、円安というより、””円弱””の方が正しいですね(笑)
ここから見ても分かる通り、円の力が弱くなっているという事です。
USドルと比べて・・
日本と米国の金利の差とか、日本の貿易赤字とか。色々理由は言われてますが・・
シンプルに言って、国力の差でしょ(笑)
日本の将来性とか、現在の国力とか見ての、現在の円安です。
リーマンショックの時は、有事の円って言われて、円が買われました。最終的に1ドル70円台まで行きましたが・・
コロナショックの時は、再びそうなるのではないか?
と言われてましたが、結局1ドル=100円位まででしたね。
2000年代と比べて、日本の信用力が落ちたことを示していたと思われます。円はあまり買われてませんでしたから・・
円安って言うより、円弱って言うべきだと思いますけどね(笑)
その方が日本国民に危機感が生まれるのでは??
因みに、円高は””strong yen””です。
これ以上の急激な円安は危険
今年に入ってから、2割ほど円安が進んでいるのですが・・・
これって、日本円の価値が2割ほど落ちたという事なので・・
もし仮に、日本円のみで、低金利の銀行預金に預けていたら、2割減ったという事です。
1000万円預金していたら800万円分の価値になったという事!!
日本に居て、生活品も日本円で買っていたら、関係無さそうに見えますが・・
日本で売られている製品も、原材料やエネルギーなど、少なからず海外に頼っているので、その分、企業の負担は大きくなります。企業側も値段を上げざるを得ません。
なので、生活費も少しずつですが、今後上がっていきます。
仮に、企業側が値段を上げなかったとしても、企業の利益が減るだけなので、従業員の給料が減らされます。
どちらにせよ、オワコン・・
なので、ここまで急激な円安は、俺的にはデメリットしか無いと思いますけどね。
海外からの観光客は来やすいかもしれないですが・・
このコロナ禍だと期待できませんね。
ま~頑張るしかないね!!日本国民よ!!
オススメ米国株銘柄
おすすめ書籍紹介