キムローの部屋

このブログは、20代サラリーマンが米国株投資で本気でFIREを目指して、会社を辞めるまでの全記録を発信するブログです!!

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【早期リタイアシミュレーション】一人暮らし男性が生き延びるにはいくら必要?

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早期リタイアを目指している方は多いと思いますが、一体いくらぐらいの資産が必要なのかを把握している人は、案外少ないのでは??

将来の事は誰にも分かりませんからね~~

 

俺も、大体これぐらい資産額を築けたら、会社を辞めようという基準はありますが・・

細かいところまでは見えてないかもしれませんね。

 

なので、今回は一人暮らし男性が、2000年に早期リタイアして、2020年まで生き延びるには、どれぐらいの資産が必要かを計算してみましょう!

 

 

 

 

2000年~2020年を選んだ理由

2000年代は、歴史的に見て戦後最もアメリカの経済が低迷した期間だったからです。

 

NYダウやS&P500の長期チャートを見て貰えれば分かりますが、2000年から2010年にかけて、全く成長しませんでした。

f:id:kimurou:20201209220859p:plain

これは、2000年のITバブル崩壊、2001年の9.11、2008年のリーマンショックなどが原因です。

 

つまりですね・・

これから出すシミュレーションは、これぐらい株価が長期に渡って低迷しても大丈夫な資産額という事になります。

未来の相場の事は誰にも分からないので、過去、1番悪かった時代を考えることはかなり参考になるのではないでしょうか??

 

早期リタイアシミュレーションの条件

資産額の8割をS&P500に

常に全資産の8割をS&P500に投資する事を前提に考えます。

残りの2割は貯金・・つまり現金で直接管理します。

 

1000万円だったら・・

800万円をS&P500に投資、200万円を貯金。

 

一人暮らし男性を基準に

月の支出額を25万円として定めます。

つまり年間300万円の支出です。

 

計算が面倒くさいので、毎年年初に300万円を引いて計算します。

 

配当金は2%だと仮定

配当金は税引き後、手取り2%だと仮定します。

 

インフレ率は1%と仮定する

日本のインフレ率は高くても1%程度なので・・

 

日本ほど、安定していると今後数十年単位で見ても、中々ハイパーインフレが起こる可能性は低いかと思います。

 

ということなので、年間の消費額を1%づつ増やしていきます。

 

2000年~2020年までのS&P500の結果はこちら

www.kimuroulab.com

 

2020年現在生き延びているかどうかのシミュレーションなので、2000年~2019年までで考えます。

 

財産が0になったら、死亡とします!!

 

早期リタイアシミュレーション

資産1000万円で早期リタイアした場合

2000年始まった時点で1000万円の資産だった場合・・

 

貯金 200万円

S&P500 800万円

 

条件に基づくと・・

 

2002年に破産します。

 

1000万円あったのに3年で破産です(笑)

2000年、2001年、2002年と、戦後唯一、S&P500が3年連続マイナス成績だった時代です。

 

この時代に関して言えば、普通に貯金してた方が良かった・・

 

資産2000万円で早期リタイアした場合

2000年始まった時点で資産2000万円あった場合・・

 

条件に基づくと

2005年に破産します

 

2000万円あっても、5年で破産します。

 

時代が悪かったこともありますが、2000万円程度では心もとないという事ですね。

 

資産3000万円で早期リタイアした場合

条件に基づくと・・

 

2009年に破産します

 

ITバブル崩壊、リーマンショックと、歴史に残る大暴落を乗り越えることができない資産額・・

 

3000万円クラスまで来ると、かなり強者ですが、歴史的大暴落が連続すると、乗り切れない金額だという事ですね。

 

資産4000万円で早期リタイアした場合

条件に基づくと・・

 

2012年に破産します

 

4000万円レベルまで来ると、時代に恵まれなくても10年ぐらいは働かなくても生きて行けそうですね!!

一生安泰とまではいかなくても、普通に生きる分にはかなり安心できる資産額だと思います。

 

資産5000万円で早期リタイアした場合

条件に基づくと・・

 

2015年に破産します

 

20年間は持たない・・

5000万円あると、かなりのものだと思いますが、それでも早期リタイアするには不十分なんですね~~

 

 

インフレが強敵ですね・・ 

資産6000万円で早期リタイアした場合

条件に基づいてシミュレーションすると・・

 

2020年現在、残り資産額は約1240万円!!

 

インフレ率を考えても、20年間働かずに生きていけるレベルです!!

 

ただ、残りの資産を考えると、相場次第ですが、次の10年は生きてるかどうか厳しいですね(笑)

 

20年経っても、資産額が当初から減っていないレベルとなると、もう少し必要です。

 

 

因みに、細かく見ていった結果、5700万円以上の資産があれば、2000年~2019年までは、このシミュレーション上だと破産してません!!

 

資産7000万円で早期リタイアした場合

条件に基づくと・・

 

2020年現在、残りの資産は約4166万円

 

20年間、2割を貯金、8割をS&P500に投資、インフレ率1%で年間300万円の支出の生活を続けた結果、20年経った現在、残り資産は約4166万円。

 

おそらく、残りの人生も大丈夫です。

よほど、長期的な低迷相場が続かない限り大丈夫です。

ただ、人によってはまだ不安が残るレベルの資産であることも確か・・

 

 

つまり、早期リタイアしようと思ったら、最低でも7000万円レベルの資産額が必要という事ですね!!

 

www.kimuroulab.com

 

最低でも7000万円の資産を築いてからリタイアしよう!!

一人暮らし男性の平均的な生活なら、7000万円くらいで大丈夫と言うことです。

ちょっと味をつけて7500万円ほどあれば・・

 

仮に、もう少し贅沢な生活をしたければ、もっと必要です・・

が、1億円あれば割と余裕のあるリタイア人生を送れそうです!!

 

因みに、1億円あれば2020年現在、残り資産1億3000万円です。

むしろ、増えてるという・・(笑)

 

余裕のある人生を送ろうと思うと1億円近くは必要ということか・・

ま~7000万円まで資産運用で増やせたら、1億円までは楽勝だと思います。

 

おすすめ書籍紹介

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