キムローの部屋

このブログは、20代サラリーマンが米国株投資で本気でFIREを目指して、会社を辞めるまでの全記録を発信するブログです!!

MENU

スポンサーリンク

【アメリカ大統領選は近い!!】過去の激戦の歴史を振り返る

スポンサーリンク

スポンサーリンク

f:id:kimurou:20201004112759j:plain


11月3日のアメリカ大統領選まで残り1か月を切りました。米国株投資家の俺にとっては、結構注目視しています。

 

2016年に新大統領としてトランプ大統領が就きました。今回は、再選を目指すトランプ大統領と、候補者のバイデン大統領の戦いとなります。

アメリカの歴史を振り返ると、ほとんどの場合、現職の大統領が再選しています。

 

そりゃ~そうですよね!!圧倒的に有利です。

 

ただ、今回はマジで混とんとしています。

全世界的コロナショックにより、不景気に突入!!

しかも、残り1か月の段階で現職のトランプ大統領がコロナに感染し、政治活動が制限される事態に・・

 

支持率は現状、バイデン有利ですが、このぐらいの差だと正直わかりません。

事実、2016年もクリントン有利と言われながら、ふたを開けるとトランプだったんですから・・

 

ただ、アメリカの歴史を振り返ると、再選できない大統領は、大統領選の直前で不景気に苛まれてます。

 

一体どうなるのか・・??

 

投資家目線で言うと、ウォールストリート出身で経済活性化に積極的なトランプ大統領に再選して欲しいところ・・

 

 

アメリカ大統領選の仕組み

実は少し複雑で・・

 

アメリカ国民による投票の結果で選ばれるのですが、得票数ではなく選挙人の数で決定します!!

 

選挙人とは、その州の下院の議席数の数によって決まります。つまり、アメリカ大統領選は、州ごとに結果が発表され、最終的に選挙人数の多い方が勝ちます。

得票数はあまり関係ありません。

 

選挙人は合計で538人!!

つまり270人以上確保した候補者が大統領にまります・・

 

過去に得票数で負けて、選挙人の数で勝利し大統領になった人間もいます。

 

 

ただ面白いのはここからで・・・

 

アメリカには50の州がありますが、その大半の州は歴史的に、民主党寄り、共和党寄りが決まっています。

 

西海岸は民主党・・

中西部や南部は共和党寄りです。

 

つまり、これらの州は大体選挙結果が読めるのです。

 

ここで注目なのはそれ以外の州・・””スイングステイト””・・

通称””揺れる州””または””激戦州””です。

 

歴史的に見てもこれらの州は激戦になります。ここでどれだけ選挙人を確保できるかが大統領選を勝ち抜くカギです!!

 

その中でも最大29人の選挙人を持っているのがフロリダ州です!!

 

フロリダ州を制する者が大統領選を制します!!

 

アメリカ大統領選史上、このフロリダ州を落として大統領になったのは、一人だけです・・・

 

アメリカ大統領選過去の激戦

1960年 ケネディVSニクソン(303人VS219人)

f:id:kimurou:20201004111212p:plain

引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/1960%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99


アイゼンハワー大統領の後任をめぐる大統領選であり、得票率は史上最少の大激戦となりました。

 

史上最年少での大統領を目指すケネディと、副大統領のニクソンとの対決。

 

この時の最大の争点は冷戦問題でした。

経験豊富な手腕をアピールしたニクソンと、ソビエトに後れを取っていた合衆国を復活させるとアピールしたケネディとの対決は、

 

当時最先端だったTV演説をものにしたケネディの勝利に終わります。

 

ふたを開けてみると、アメリカ大統領選史に残る大激戦で、ケネディはフロリダ州を落としたにも関わらず大統領に当選しました。

歴史上、フロリダを落として当選した唯一の大統領です。

得票率の差は0.1%でケネディの勝利でした。

 

 

一方で、ケネディのマフィア絡みの不正が横行したと言われています。

これが無ければ普通にニクソンが大統領になっていた可能性も・・

 

1976年 カーターVSフォード(297人VS240人)

f:id:kimurou:20201004110950p:plain

引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/1976%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99


1972年のニクソン大統領による”ウォーターゲート事件”の尾を引いた大統領選。

 

再選を目指したフォード大統領と、候補者のカーターとの対決。

 

当時、ウォーターゲート事件で人気が地に落ちていた共和党から、政権を奪還するため民主党から大量の候補者が送り込まれました!!

それにより史上まれに見る大混戦で大統領選に突入します。

 

最終的に、ニクソンに恩赦を与えたことで人気が落ちていたフォード大統領は再選できず・・

 

元々負け戦に近かった状態で、それでも接戦に持ち込んだのはフォード大統領の政治手腕によるところが大きい。

 

フォード大統領は、アメリカ大統領史上唯一、一度も選挙で選ばれなかった大統領となりました・・

2000年 ブッシュJrVSアル・ゴア(271人VS266人)

f:id:kimurou:20201004110721p:plain

引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/2000%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99


これは最早伝説・・

 

アメリカ大統領選史上最大の激戦です。

事実、得票率ではアルゴアの方が上回っていました。しかし、選挙人の数によりブッシュが当選します。

最後まで激戦となったフロリダ州・・

 

一番最後まで結果が出なかったことにより、ブッシュかゴアなのか??最後まで大統領選の結果が分かりませんでした。

 

大統領選のルールにより、票数の差が一定の数値を下回ると、再度確認するというルールでフロリダは最後まで票数確認作業に追われました。

最終的に、フロリダ州は500票差でブッシュの勝利となります!!

580万票以上の中でたったの500票差って・・・(笑)

 

この時の票の数え間違いは後々裁判沙汰にまで発展します。

一瞬、票の数え間違いでアルゴア大統領が誕生しかけましたから・・・

 

 

間違いなく、歴史上最大の激戦となった大統領選です。

 

2016年 トランプVSクリントン(306人VS232人)

f:id:kimurou:20201004110543p:plain

引用元:

https://ja.wikipedia.org/wiki/2016%E5%B9%B4%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E9%81%B8%E6%8C%99

 


激戦と言われた2016年・・

 

2000年に比べると・・(笑)

 

ただ、この時の大統領選も得票率は負けたクリントンの方が上回っていました。

元々、劣勢に立たされていたトランプ大統領。

重要な州を戦略的に取っていった作戦勝ちという感じ・・

 

ふたを開けてみると、とりあえず重要な所だけ取ったな・・っていう感じでした。

元ビジネスマンらしい戦略の勝利でした。

 

逆にクリントンは主な州をことごとく落とした感じ・・

 

今回はどうなる??

またもや4年前同様苦境に立たされているトランプ大統領・・

大統領選は過酷ですね・・(笑)

 

一時はコロナ関連でバイデン有利に動いていて、でも驚異的な株価回復でトランプの支持率が戻ってきて・・

何やかんやトランプかな~~と思ったら、トランプ大統領がまさかのコロナ陽性・・

 

今回ほど読めない大統領選も無いかも。

 

2016年も当初、クリントン有利と言われながらトランプだったし・・

世論調査なんて本当にあてにならないですね~~

スポンサーリンク