資産運用には、様々な種類があります。
俺がやっている株式投資以外にも・・
不動産、債券、FX、現物・・
それぞれ特徴があり、株式投資や不動産やFXはハイリスクハイリターンです。対して、債券や金は値動きが比較的少なく、かつ安定したインカムゲインがあるので、安定資産と呼ばれています。
俺が、若い投資初心者にお勧めしているのが、株式投資の中でも米国株です。
なぜかというと、確かにハイリスクではありますが、リスクは多少自分でコントロールできますし、何より経済は成長をするものなので、長期的に見たらほぼ確実に儲かっていることから、お勧めしています。
不動産やFXは、人間の需要と供給で値が決まるので、必ずしも成長が前提に無いことから難易度が上がります。もちろん、上手くやれば儲けることはできます。
今回、注目するのは債券についてです。
実をいうと、富裕層ほど債券投資をしています。
年齢や資産額によって投資手法を使い分けることが大事
若い時ほどリスク大きめに
これは投資の世界では常識です。
若い時ほど、時間も体力もあるので、かりにリスクを取って失敗をしてしまっても取り返すエネルギーがあるわけです。
それに、若い時にリスクを取った経験は、年を取った時に絶対にかけがえのない財産になるはずです。
逆に言うと、若いうちにリスクを取らないことが最大のリスクとなって後々自分に降りかかります。
なので、若い人ほど、ハイリスクハイリターンな株式投資で資産を増やしていくのがベストだと思います。
若くて時間が合って、資産が少ない人ほど、株式投資です！！
老後に株式投資をするのは、俺から言わせると、タイミングが遅いな～～という印象。老後にそこまでしてリスクを取る必要は無いし、逆にリスクを取らざるを得ない程、若い頃、自分をほったらかしにしてきたんだろうな～～
債券投資はローリスク
若い頃みたいに、ハイリスクを取ってまで資産運用をする必要はありません。
一般的に安全資産といわれている””債券投資””がオススメです。
国債とか社債とか聞いたことありますか？？
あれは、いわゆる国や企業の借金です。お金貸してくださいって言って、国や企業は国債や社債を我々に発行しているわけです。
我々は、それを購入して金を貸してあげているわけです。
そして、借金なので絶対に返済義務があります。これは法律で決められているので、この時点で元本保証だという事が分かると思います。
そして、借金には金利というものがあり、債券投資の主な収入はこの金利収入になります。さらに、決められた期間の後は、絶対に元の元本が返ってきます。
””債券投資””が安全資産と言われる理由は、国や企業がつぶれない限り、絶対に元本が保証されている点です。
株価は、会社の業績で左右され、元本割れもありますが、債券は、国や企業の倒産が無い限り、絶対に元本保証。更に、毎年、金利が得られる！！
ある意味、銀行預金より優れています。だって、国と銀行のどちらが倒産リスク大きいですか？？
債券投資のポイント
- 毎年安定した利回り収入がもらえる（種類によっては毎月型も）
- 国や企業が倒産しない限り元本保証
- ローリスクだがリターンは低め
- 株式に比べて値動きがほとんど無い
年取ってからは安全資産で運用
若いうちは株式投資で、ハイリターンを狙って資産を築きます。
年を取って、資産を築いたら、わざわざ元本割れする株式投資をする必要はありません。
債券投資でも利回り3%以上なんてザラです。
1億円以上運用するのであれば、債券投資だけで毎年利回り3%で、300万円もの収入を得られます。
しかも、銀行預金より安全です。
富裕層ほど株式より債券を買っている
既に、何億もの資産を築いているのなら、債券投資で十分生活していけます。
確かに、株式投資の方がリターンは大きいですが、損するリスクもあります。しかも、元本が大きいほど、損した時の損失額は大きくなります。
なので、資産が増えれば増える程、自分の資産ポートフォリオを見直して、ローリスクな商品に変えていく方が理にかなってます。
基本的に、年齢を重ねる程、現金比率を上げていくべきなのです。
ただ、基本は変わりません。
若いうちはリスク多めに！！
FIREしたら資産ポートフォリオを見直そう
俺は今、資産の8割以上を株式に投資しています。
現金は最低限しか持っていません。
20代の今は、全力で資産を増やすモードに入っています。そのかいあって、会社の給料だけを貯金している同期に比べると、圧倒的なスピードでお金が増えています。
俺自身、現金が少なくても特に問題は無いので、このスタイルで、今はいいのですが・・
30代になったら、少し安全資産の割合を増やしてもいいかもしれません。
FIREしたら、資産を増やすスタイルから、資産を減らさないスタイルに変える必要があるでしょう。
米国債券【BND】がオススメ
アメリカ最大のファンド会社、バンガード社が発行しているETFです。
【BND】は米国債で構成されているETFになります。
手数料が0.04%と低いところはさることながら、利回りも３％ほどあります。他の株式に比べると、債券なので値動きが少なく、安全資産です。
毎月分配金の支払いがある点も魅力！！
こちらが、VTIとの比較長期チャートです。ほとんど、【BND】の値動きが無い事が分かると思います。
あのコロナの騒動ですら、ほとんど値動きが無いです。安定感は抜群です。
やはり、ローリスクの債券を購入するのなら、安全度が高い先進国の債券をお勧めします。途上国の債券は、確かに利回りが大きいですが、リスクもその分大きく、せっかく安全資産として購入するのに、これだと本末転倒です。
リスク取るのなら、米国株投資でリスクを取りましょう！！
