日本の投資家率は18%ほど。その中の大半は定年後の老人です。
つまり、日本国内において若者の投資家率を考えると驚くほど低いことが分かります。実際、周りに俺以外で投資をしている人は皆無です。本当に皆無。(笑)
Twitterには腐るほどいるのに、現実世界にいない謎(笑)
俺が投資をしてると分かると、本当に驚かれます。
ま~別にこれはいいのだが・・
問題は、大半の日本人が資産運用に本気で乗り出すのが、定年退職して退職金をもらってからだという事実!!
これは本当にマズイ!!
俺から言わせると、この時点で資産運用を始めるタイミングとしては遅すぎます。
なぜ定年後に投資を始めようとするのか??
おそらく老後のお金の不安からですよね??
もし仮に、貯金と退職金だけで老後を乗り切れる自信があれば、わざわざ資産運用しようとは思わないでしょう。
人生100年時代ですから、定年退職してからも30年以上あることを考えると、おそらく大半の人間は、貯金と退職金だけでは乗り切れないと薄々感じているのか??
老後2000万円問題とか出ましたけど・・
あれはあくまで平均ですから。今後30年間と考えると、今より状況が悪化していることも考慮に入れて、個人的には老後2000万円では足りないと思っています。
そして、なぜ若者はやらないかと言うと・・
俺の同期を見ていると、これから40年以上先の事なんて何も考えてないんです。そりゃ、自分の今までの人生より先の話ですから。
結局、何とかなると考えてるんです。
大企業に入社してくる奴なんて、ぬるま湯に浸かった人生を歩んできた、甘ちゃんばっか・・
定年後に投資を始めても時すでに遅し
60歳を超えて新しいことにチャンレンジするのは難しい
今まで資産運用をやってこなかった人が、60歳を超えてからできますかね??
投資信託とか・・
株式投資とか・・
果たして理解できるだろうか??
大半は多分できないんですよ・・
となると、結局銀行員の話を聞くしか無くて・・
あいつらは、自分が儲かる手数料の高い商品しか進めないので、そういう老人はいいカモです。
銀行員に勧められたまま、手数料が無駄に高い、大したパフォーマンスを発揮しない投資信託を買わされて、気づいたら退職金が減ってるじゃん!!
ということになります。
所謂、窓口の証券会社よりネット証券の方が手数料が安いのは常識です。ただ、こういうのも知らなければ、経験が無ければ、普通に窓口で口座を作ってしまいますよね~~
特に、老人程その傾向が強いのでは??
もし仮に、銀行員以外で親切な人がいて、投資について親身に教えてくれる人がいたとしましょう。俺みたいな・・(笑)
ただ、60超えた人が、今更20代の若造の話なんて聞きますかね??
俺は、確かに20代前半で若いですけど、資産運用の勉強はかなり積んできたつもりです。その辺の大半のサラリーマンよりお金について詳しい自信はあります。
だとしても、素直に若者の話を聞くだろうか??
素直に聞くような出来た人は、多分サラリーマン時代に出世して役員とかに上り詰めて、他人にお世話になるような人生になっていないと思います。
最強の装備を持ったレベル0のおじいちゃん
退職金2000万円くらいだと仮定しましょうか・・
この2000万円を運用していくわけだが・・
ハッキリ言って、””最強の装備を持ったレベル0の勇者””状態です。
それでラスボスに挑むわけだから・・
どういうことかと言うと、経験値が0というのもさることながら・・
運用額が2000万円レベルになると、1日の変動額も20万円なんてザラだと思います。
俺の場合、始めて投資を始めた時10万円からスタートしました。そのくらいだと1日の変動額なんてせいぜい数千円。1か月もあれば、給料で十分取り返せる程度。気持ち的にそんなに追い込まれることなんてありません。
そこから徐々に投資額を増やしていって、今は400万円を超えていますが・・
一日の変動額は5万円なんてザラです。朝起きたら、昨日より5万円減っている事なんて普通にあります。
ただ、俺はもうこんなの慣れっこなので特に何も思いません。増えてたら、少しうれしいぐらいです(笑)
少しずつ、投資額を増やしていったからこそ大丈夫なだけで、もし仮にいきなり数千万円で運用していたら、精神的に持たなかったと思います。
だって、朝起きたら10万円以上減っている可能性もあるわけです。経験値0の状態だったら、精神的に耐えれません。ひと月の給料以上の額が、1日で減る可能性もあるわけです・・
株式投資をしていたら分かりますが、毎日ずっと永遠に上昇し続ける株なんてこの世にありません。長期的に見たら上昇しているだけで、1日単位で見たら、そりゃ下がることだってありますよ~~
仮に、投資未経験者が退職金2000万円を運用すると言ったら、俺だったら絶対に辞めとけって言います。
せめて、まずは10万円程度からやることをお勧めします。
失敗を取り返す時間と体力が無い
資産運用をしていて、失敗をしないなんてことは多分ありません。
俺自身、日本株時代にいくつか失敗をして、2,3年の時間を経て、今の米国株投資に辿り着いたわけです。
世界一の投資家、ウォーレン・バフェットだって、若かりし頃から投資を始めて、おそらく何度も失敗してきたと思いますが、何年もやっていくうちに、自分流の最強の投資スタイルを築いたわけです。
当たり前ですが、若い頃の投資元本自体が少ないほど、失敗した時の損失額は少なく済みます。
そりゃ、そうだ!!
そして、失敗を取り返せるだけのエネルギーもあります。
これがもし、退職金数千万円で失敗した時、もう取り返しがつかない。働いてないわけですし、失敗を取り返すほどのお金を稼ぐことができない。
出来るだけ若いうちに資産運用を始めるべし!!
定年した時点で、退職金を自分の力だけで運用できるレベルにはしておくべきです。
最低でも50歳ぐらいから始めたら十分間に合うと思います。
とわいうものの、やはり早いに越したことは無い。
株式は長期的にみたら上昇しています。ということはより大きな利益を上げたかったら、早い段階で始めた方が得なんです!!
こちらはアメリカのネットフリックスの長期チャートです、アメリカには、こういうチャートを描く銘柄が多いです。
これを見ると、早い段階で始めた方が得だと分かるでしょう。ネットフリックスが世間的に有名になった2010年代半ばに始めていても、十分な利益を得られたという事・・
投資を始めたいけど始められない人で、偉そうに今は投資を始めるタイミングじゃないっていう人がいますが・・
長期的に伸び続ける経済において、そんなことがありますかね??
あえて言うなら投資を始めるのは””今””です!!