今まで、数々のスポーツ漫画が生み出されてきました。サッカー、野球・・・
今回は、週刊少年ジャンプで、開拓されてきたスポーツを振り返りたいと思います。
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サッカー (キャプテン翼、ホイッスル)
何といっても、キャプ翼ですね。あとは、『ホイッスル』も。
毎年、サッカー漫画が1作品ぐらい始まるのですが、全て、打ち切りになるという結果です。ジャンプファンの間では、サッカー漫画は受けないというのは常識化してます。
そんな中、キャプ翼、ホイッスルは長期連載となり、アニメ化まで行きました。
『キャプテン翼』は、後にJリーグ発足に大きく貢献し、世界中にファンがおり、あのジダンもこの作品がきっかけでサッカーを始めました。
『ホイッスル』は、ちょうど日本代表が初めてワールドカップに出場した1998年に連載が始まり、サッカーブームに乗っかり、ヒット作となりました。
ワールドカップの年には、何作かサッカー漫画が始まるのですが、ワールドカップが始まる前に、打ち切りになるというのが定番ですが、ホイッスルは、次の日韓ワールドカップまで連載が続きました。
ジャンプのサッカー漫画は打ち切りに合うというのは、もはや負のジンクスです。このジンクスを破る作品は出てくるのか?
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バスケットボール (スラムダンク、黒子のバスケ)
何といっても、『SLAMDUNK』ですね。あと最近だと、『黒子のバスケ』です。
『SLAMDUNK』は数あるスポーツ漫画の頂点に君臨する漫画です。僕自身、ジャンプ史上最高傑作だと思ってます。本当に、日本国民全員に読んでもらいたい。
当時、山王高校のモデルとなった、秋田県の能代工業高校が歴代最強時代でこちらも大いに盛り上がりました。
『黒子のバスケ』。連載当時は、よくバスケで来たなと思いました。絶対、スラダンと比べられるので、ヒットは難しいジャンルだからです。
しかし、スラダンとは違った路線を攻めたことで、こちらも大ヒット。特に、アニメの人気は高かったですね。
女子人気の路線で攻めたのもよかった。どちらかというと、テニプリと比べられてましたね。
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テニス (テニスの王子様)
2000年代最強のスポーツ漫画。
当時、僕は小学生でしたが、めちゃくちゃはまりました。アニメも毎週見てました。僕が、テニス始めたのは、これがきっかけです。錦織選手も読んでたことで有名です。
母親もはまってましたね。女子人気がすごかったです。
何といっても、最大の功績は2.5次元のメディア展開を開拓したことです。テニプリの舞台化の成功で、様々な作品の舞台展開の歴史が始まりました。
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アメリカンフットボール (アイシールド21)
今後、この作品を超えるアメフト漫画は出てこないと思います。これは、名作でした。
今なお、ファンが多い作品です。
ヒルマの声をロンブーの敦がやったことでも話題を集めました。めっちゃ、合ってたと思います。
ただ、上に挙げた作品みたいに、そのスポーツをやる人が増加したみたいなことはなかったですね。あまりにも、日本ではマイナーで、広い敷地や道具も必要ですから、読んだ小学生がすぐできるスポーツではなかったですね。
いまいち流行らなかったのはそういった理由でしょうか?
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囲碁 (ヒカルの碁)
これも、名作です。日本だけでなく、韓国や中国でも相当人気だったと聞きます。
小畑先生の絵は本当にきれいで、ストーリーも丁寧でした。これも、囲碁史上最高の漫画ではないでしょうか?
当時、この作品の影響で小学生の間に囲碁ブームが巻き起こりました。
やはり、スポーツ漫画のいいところは、そのスポーツよやる小学生が増えたり、競技者が増えたりするところですね。影響力が目に見えます。これは、バトル漫画やギャグ漫画には無い要素だと思います。