超富裕層レベルになると、自分で資産を増やしていくというより、資産を防衛する事の方が重要になってきます。
超富裕層とは10億円、100億円レベルの資産を持った人たちですね。
そんな人たちの為に、世界にはプライベートバンクと言う物があります。物凄い審査が厳しく、最小でも億単位から預ける必要があるので、こんなクソブログを読んでいるあなた方には、生涯縁の無い制度だと思いますが・・(笑)
プライベートバンクとは??
簡単に言うと、物凄く安全で信頼度が高くてロイヤリティーな銀行の事です。
顧客の資産を管理、運用し、もしもの時は無限責任を負います。
普通の街中にある銀行だと、もし倒産した時、1000万円までしか保証してくれません。大半の人たちには、それで十分かもしれませんが・・
しかし、資産が何億もあるビリオネアだと、そんな訳にも行きません。
しかも、そのレベルになると、おそらく世界中にあらゆるジャンルの金融資産を保有していると思います。
そこまでお金を増やすことが出来た、いわゆる金融のプロたちがお金を預けるので、当然物凄く敷居が高いです。
基本的には預かるのは1億円以上だと思っておいてください。これも銀行によって基準は異なります。
レイダリオの会社だと、最低でも15億円以上です。(笑)
銀行の収益源は顧客から預かった資産の手数料です。顧客の資産が増えれば、手数料も増えていく仕組みなので、銀行も儲かっていきます。
とりあえず、特別な人たちのみが利用できる銀行なのです。
主に顧客は世界の王族や貴族、超富裕層のみです。
スイスでプライベートバンクが発展した理由
元々、プライベートバンクはスイス発祥なのです。
なぜか??
スイスが永世中立国でめちゃくちゃ安全だからです!!
プライベートバンクの考え方自体は、11世紀~13世紀のヨーロッパの””十字軍遠征””にあると言われています。
遠征に同行する貴族の留守中に、その莫大な資産を管理する必要がある為、生まれたのがプライベートバンクです。
資産防衛を商業的に行う人たちが現れたわけです。
そして、スイスでそれが発展した理由は・・
スイスが長い事、傭兵国家だったからです。
元々、スイスは大国に囲まれた国でした。アルプス山脈に囲まれていたため、攻められにくい国でしたが、作物も育ちにくく、各国の戦争に傭兵を派遣して生計を立てていたのです。
しかも、その傭兵がまた強くて・・
開国以来、参戦した戦争に負けたことが無いレベル・・(笑)
それがあって、莫大な戦争報奨金で金持ちになる人が多く生まれました。
彼らの資産を守る必要があり、プライベートバンクが発展したわけです。
更にその後、ヨーロッパの平和の為に、強すぎる傭兵は逆にネックになり、周辺国から永世中立国になるように求められました。
他国から求められたっていうのは結構意外ですよね(笑)
それが今から200年前ほど・・
世界的に安全な国となり、よりプライベートバンクが発展する事になったわけです。
今なお、スイスには世界中の王族、貴族、富裕層の資産が集まるわけです!!
スイスという国の特殊なケースがプライベートバンクを発展させたんですね~~
ビリオネアになろうと思ったら資産防衛も大事
ミリオネアレベルだと、1代で築くことも可能ですが・・
ビリオネアは大半の人間には1代では無理です。
そうなってくると、資産を相続して増やしていく必要があるわけです。
こういう時にプライベートバンクがいるのかもしれません。
ま~俺は別に富裕層でも無いから分からないけど・・(笑)
死ぬときにお金が余ってたら、国に寄付するかな??
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