最近、岸田総理により発表された『資産所得倍増プラン』!!
今の日本の金融資産の合計が2000兆円であり、その大半が預貯金であることを指摘し、これを国民総投資家にして、金融資産を倍増させようと言う物・・
高度経済成長期に、当時の田中角栄首相が『給与倍増計画』を発表しましたが、時代が変わり今は『資産所得倍増プラン』・・
もう、日本に給料を倍増させる体力は残っていないという事か??(笑)
この『資産所得倍増プラン』で重要になって来るのが、国民にどれだけ投資をさせるかという点だと思います。
- シンプルに考えれば資産所得倍増は簡単だと思う
- 国民の投資が当たり前になるのは10年、20年先
- 『資産所得倍増プラン』は貧富の差が拡大する
- 『資産所得倍増プラン』に乗っかりましょう
- おすすめ米国株紹介
- おすすめ書籍紹介
シンプルに考えれば資産所得倍増は簡単だと思う
シンプルに考えると、国民全員が投資に走ったら、その分、株式市場に大量のお金が流れ込みますから、おそらくすぐに資産所得は倍増すると思います(笑)
ただ、難しいのは、この国において””投資を当たり前にすること””です。
なんせ、国民の1割程度しか投資をしていない国です。
投資は邪道。預貯金こそ命!!
そんな国で育った国民の意識を変えるのですから、難しい事は確実です。
周りを見回しても、投資の話をしていることも珍しいのではないでしょうか??
ハッキリ言って、何年も投資すれば、『資産所得倍増』なんて大して難しくありません。投資経験者から言わせると・・
ただ、長年、企業や国は投資家を軽視してきた、この国において、国民総投資家はやはり困難だと思えます。
国民の投資が当たり前になるのは10年、20年先
2022年度から、高等教育において””資産運用””の授業が始まりました。
ようやく、少しずつスタートした感じですね。
ただ彼らが、社会人となり、親になり、働いて自分のお金でバリバリ投資を始めるのは、まだ10年ぐらい先になりそうです。
なので、この結果が現れるのは10年後・・
『資産所得倍増プラン』自体に、時期の定めが無いのでいまいちスピード感に欠けるわ・・
『資産所得倍増プラン』は貧富の差が拡大する
マスコミなどは、この『資産所得倍増プラン』に関して、逆に貧富の差を誘発するのではないかと言っています。
個人的にもそう思います。
歴史的に、投資をしている人と、投資をしていない人で、貧富の差は拡大してきたのは事実なので・・
これだけ、国を挙げて投資を推奨するという事は、よりその差を広げることになりかねません。
確かに、国民全員が、投資をして真面目に資産運用に取り組めば別ですが・・
そんなことがありえるでしょうか??
投資をするには、それなりには勉強をする必要があります。最低限の知識は必要です。
真面目に、投資に取り組む人も、もちろんいるでしょうが、大半は面倒くさがって、やらないのではないでしょうか??
更に、近年の若年層の貧困問題。
毎日の生活だけでも厳しい人が多いのは事実です。毎日の生活だけで限界で、投資にまでお金を回すことが出来ない人も一定数います。
そういう人たちは、たぶんやりませんね(笑)
どれだけ国が投資を推奨しても・・
逆に投資をしている人は、更に国の後ろ盾が強くなり、税制的にも優遇されて、お金をより増やしていくでしょう。
よって、貧富の差が拡大していく。
今までの、資本主義社会の歴史が示す通り・・
もしかしたら、10年後、20年後、もっと日本は貧富の差が拡大した、住みにくい国になっているかもしれないですね。その可能性は高そうです。
『資産所得倍増プラン』に乗っかりましょう
投資家嫌いの岸田総理が、頑張って投資家を応援してくれる政策です。
投資家として乗らない手は無いでしょう(笑)
時代の波にしっかり乗りましょう(笑)
おすすめ米国株紹介
おすすめ書籍紹介