日本人はお金嫌いなので、あまり他人にお金の話をしないと思います。
皆さんの周りでも、あまりそういう話題にならないのではないでしょうか??
そうなってくると、いざ、お金に関して誰かに相談したいとなった時、真っ先に思い浮かぶのが”親”となってくるのでは??
しかし、正直に言って、お金に関してだけは親には相談しない方が良いと思います。
なぜなら、親世代と自分世代ではあまりにも時代が違いすぎるからです。
俺の親とかだと、狂乱のバブルを生き抜いた世代です。そんな人と、今の少子高齢化、衰退経済を生きている俺が、お金の価値観が合うわけが無い!!
給与水準も、生活コストも今とは、あまりにも時代が違いすぎます。
『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしって凄くない??
『クレヨンしんちゃん』は、1990年連載開始です。
あの家族構成や、生活水準などは、当時の30代前半がベースに描かれていると考えられます。
野原ひろしのスペック
- 30代前半
- 妻あり、子供は2人持ち
- 埼玉県春日部市に在住
- 2階建て、ガレージ付き、庭付きの一軒家のマイホーム
- 2流商社勤め(本社は東京都丸の内)
- 年収650万
- 妻のみさえは専業主婦
- マイカー持ち(セダン)
もしこれが、2020年だとすると・・
かなりのハイスペックじゃないですか??
今の時代に、30代前半であんな立派な家住めますかね??しかも、奥さんは専業主婦!!
ただ1990年代は、これが日本の30代前半男性の平均だったのだと思います。
30歳前後でマイホーム当たり前・・
奥さんが専業主婦は当たり前・・
年収650万円でも妻から安月給と罵られる・・
今じゃ考えられないですね~~
もし『クレしん』が2020年連載だったら・・
もしも、『クレヨンしんちゃん』が2020年だったとすると・・
野原ひろしのスペックは、
- 未婚
- 実家暮らし
- 契約社員
以上。
たぶん『クレヨンしんちゃん』の話が成り立たないです(笑)
結婚していたとしても、共働きだっただろうな・・
親世代とはお金事情が違いすぎる
日本人の平均年収の推移です。
1997年をピークに日本人の平均年収は毎年下がって言ってます。
一方で親世代は、年月が経てば経つほど、給料が上がった時代を経験した人たちです。そして、定年まで勤めあげたら退職金があり、それで住宅ローンの残りを払い、年金で老後安定というのを、ずっと常識として教えられてきた世代です。
(実際はそうはならなかったが・・)
つまり、普段の生活のコストとかの面でも、お金の使い方なども、親世代とはあまりにも価値観が違うのは当たり前なんです!!
昔は、就職したら最初のボーナスで車を買うとかが普通だったのでは・・??
大体、新人は1年目で車を買っていた・・??
俺は、自動車会社に勤めているから余計でしょうが、
よく先輩社員から車は買わないの??とか、何の車欲しいの??とか・・
車を買うのが前提みたいに話をされました。
今時、そんな奴、少数派だって・・(笑)
大半の新入社員は車なんて買う余裕なんて無いって・・
割と、周りでも奨学金借りて大学行ってた人も多い。社会人生活を借金からスタートしてる奴もいるんだから・・
親とか世代が離れた人にお金の相談はするべからず!!
後、銀行員にも・・
相談するべからずです。あいつらは、自分が儲ける事しか考えてないから・・
相談するなら、自分で調べた方が良いと思います。
身近に奇跡的にお金に詳しい人がいたら別ですが・・
本屋行って、お金のコーナーに置いてある本を片っ端から読んでいけば、十分すぎる知識が付くと思います。
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