日本人の金融知識は世界的に見ると幼稚園児レベル!!
元々、節約大好きな国民性と言うのもありますが・・
大きな理由は、年金制度ではないでしょうか??
今までの日本では、定年60歳くらいまで働いたら、残りの人生は国や企業が年金制度や退職金などでちゃんと保証してくれました。さらに、基本的に人口は増加傾向だったので、どこの土地もうなぎのぼり、土地を売って資産を築くことも可能でした。
少なくともバブル崩壊までの日本には、定年世代の生活を保障できるだけの余裕があったのです!!
つまり、日本国民には、そんなにお金の事を心配しなくても、ちゃんと国が生活を保障してくれるというぬるま湯に浸かった半世紀を送ってきたわけです。
最早、政府は国民の老後を保証できない
基本的に年金というのは、現役世代の税金によって賄われています。
しかし、世界で最も進んだ少子高齢化社会。更に、世界一の平均寿命により、最早現役世代が老人性代を支えることはできません!!
戦後、長らく日本経済が回ってこれたのも・・
老人世代を現役世代が十分に支えることが出来る下地があったからです。
それが崩壊した今、最早、年金制度は有って無いようなものです。
年金制度なんて廃止した方がいいのでは??
資産運用への意識を高めるキッカケになる
今まで、何も考えずに素直に定年まで働いたら、政府の年金で老後を過ごせる・・
でもそんな時代は既に終わっている!!
だったら、いっそのこと年金制度を廃止したらどうですか??
廃止したら、国民はおそらく物凄く焦るでしょう。
だからこそ、今後の自分の人生に関して今まで以上に考えるようになるはずです!!
資産運用への意識が高まるはずです。
そもそも、日本人の金融知識の低さは、政府が国民を甘やかしすぎたのが原因です。
追い込んでやったら、みんなちゃんと自分で資産を築くようになりますよ!!
更に、年金を廃止する事によって浮いた財源を、少子化対策などに持っていけばいいのです!!
子育て世代の所得税を廃止するとか・・
アメリカには年金制度が無い
実はアメリカには年金制度と言うものがありません。更に、医療保険も、日本みたいに皆保険みたいな制度にはなっていません。国民の医療費負担も日本より大きいです。
更に、学費も日本より高額です。
だからこそ、アメリカ人は国民一人一人の資産運用に関する意識が高いのです。その結果、実際にアメリカの株価はいつの時代も右肩上がりです。
ま~アメリカは移民の国なので・・
自分の身は自分で守る!!
的な文化が強いのが原因ですが・・・
年金制度が無くても一応、国が成り立っているのは事実!!
だから、年金制度廃止は別に不可能なことではないのです。
アメリカ人と日本人の老後の違い
アメリカ人の老後・・・
待ってましたと言わんばかりに、夫婦で旅行に出かけたり、ゴルフを楽しんだり・・
自分の好きなことをやっています。
なぜそんなことが出来るかと言うと、現役時代に築いた資産が、多くの利益を生んでくれているからです。株の配当金などが主でしょうね。
俺がLAでホームステイしていた時のホストファミリーも、自分の好きな画を書くために、フランスのセーヌ川に行ってたり・・
何か楽しんでましたね~~(笑)
一方で日本人の老後は・・
現役世代に貯金を築こうとしてましたが、思っていたより子育てにお金がかかり、貯金できず・・
そして少ない年金とで、何とか日々の暮らしをやりくりする・・
しかし、それだけでは足りないので、夫婦そろってパートなどをする。もしくは、現役時の会社で雇用延長してもらう・・
それでも不安は拭えない。もちろん、旅行や趣味などは二の次・・
一体なぜそんな違いが起こるのか??
資産運用への意識の違いです。
アメリカでは、自分で自分の人生は支えないといけないので、おのずとお金に対する意識は高まります。
実際に、資産運用は当然であり、むしろ、残りの人生が生きていけるレベルの資産を築けば、さっさと引退するというFIRE(早期リタイア)という考えもあるぐらいです。
日本人は資産運用しないとマジでヤバい
まず今後、日本で起こる事・・
- 労働収入の減少
- 物価の上昇(インフレ、消費税増税)
- 少子高齢化による税金の増加
- それに伴う手取り年収の減少
- 退職金の減少、もしくは廃止
- 年金の受給年齢上昇
- 年金額が減少
- 定年延長、もしくは廃止
これだけの向かい風がある中で、最早今後の日本社会のいて会社員の給料だけで生きていくのは不可能です。
おそらくみんな薄々気づいているにも関わらず、なぜ行動に起こさないのか??
それは日本政府が今まで国民を甘やかしてきたからです!!
やっぱり、根本から変えるには、年金制度とか医療保険は廃止するぐらいの事をしないと無理でしょう。
そもそも、あんまり貰えない年金なら、あまり意味が無いですからね・・
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