kimurouの部屋

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【名探偵コナンベイカー街の亡霊】コナン映画第6弾徹底解説 コナン映画史上最高傑作!!

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今回は、コナン映画シリーズについて・・・

 

シリーズ第6弾、2002年公開の伝説の作品!!

『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』です!!

 


僕個人的に、コナン映画歴代最高傑作だと思っています。この作品には、様々な考察記事が出ています。

 

今年、2019年公開の最新作、劇場版23作目『紺青のフィスト』も絶賛公開中です。おそらく、興行収入100億行くでしょうね~

 


20代の僕からすると、コナン映画を初期のころから観ていたので、興収が100億行くなんてにわかに信じられないです。一昔前なら、考えられなかったです。

製作陣側が、観客層を分析して映画製作をした努力の結果でしょう!!

 

 

『ベイカー街の亡霊』概要

 2002年公開、興行収入は当時としては歴代最高の34億円!!

 

基本的に、映画は10億行ったら大ヒットと言われています。34億も行けば、十分な大ヒットと言えるでしょう。

 

監督は前作に引き続き、こだま監督。そして、脚本は、コナン映画史上初めて外部から招集しました。ミステリー作家である、野沢尚さん。

自身がコナンファンだったことから実現した企画だったようです。

 

コナン映画自体が6作目という事で、今後も長く続けていくことを見越して、マンネリ化を防ぐため、今までコナン作品に携わってこなかった人を雇いました。

 

結果として、この考えは当たったと思います。やはり、歴代のコナン映画を見ていても、この『ベイカー街の亡霊』はどこか異色な雰囲気を醸し出しています。

コナン映画史上最高傑作であり、かつ 史上最も賛否両論を巻き起こした作品といえるでしょう。

 

コナン映画人気ランキングでは2006年のアンケートでは第3位、2016年のアンケートでは第2位を記録しています。

好きな人も多い一方で嫌いな人も多いという作品という事でしょうか?

 

『ベイカー街の亡霊』ポイント

海外が舞台!!

コナン映画としたは珍しい海外が舞台の作品です。

第23作目『紺青のフィスト』がくるまで、史上唯一の海外が舞台の作品でした。

 

まー正確にいうと、コンピューター世界でという意味ですが・・・

ですので、本当に海外が舞台というと、歴代では『紺青のフィスト』ただ一つだと思います。

 

当初、脚本の野沢さんは、アガサクリスティーの名作『オリエント急行』みたいな作品を描こうとしていましたが、途中で頓挫・・・

 

シャーロックホームズのルーツである、ロンドンを舞台にすることにし、コンピューター世界の冒険という設定を思いつきました。

 

VRゲームという時代の先を行った作品

2019年現在こそ、ようやくVRゲームというものが一般家庭にも普及してきました。

しかし、この『ベイカー街の亡霊』の公開年は2002年です。当時としては、おそらく、超最先端だったVRゲームを作品中に取り入れました。

 

まさに時代を先取りした作品だったといえるでしょう!!

 

そういう意味では、今公開しても全然大丈夫な作品なのではないでしょうか?

映像は時代を感じるかもしれませんが、作品の内容は今でも十分に通用するでしょう。

 

コナン史上唯一、最初に犯人が分かる

『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』シリーズと同じような作りになっています。

 

映画が始まってすぐに犯人が分かります。それを、徐々に謎解きしていくスタイル。

これは、コナン映画23年の歴史の中でも、後にも先にも『ベイカー街の亡霊』だけです。

 

テーマは””親と子””

それまでのコナン映画は、新一と蘭のラブストーリー中心に話が展開していくのですが、『ベーカー街の亡霊』では、新一と父親の優作の親子の絆中心に展開してい行きます。

 

この作品は非常にメッセージ性が強いです。

 

金持ちの子供は金持ちに・・・

生まれながらにして決まっている。

そんな日本社会の現状を否定するように話は進んでいきますが、最終的には、新一と優作が父と子で、ゲーム世界、現実世界で事件を解決し、完全な血の否定にはなってはいません。

 

歴代の中でも、かなり難しいテーマを扱った作品になっています。

 

封建制度が残る日本社会の否定

先ほども書きましたが、この作品は歴代の中でも最もメッセージ性が強いです。

 

金持ちの息子は金持ちに・・・

金に欲深い政治家の子は、金に欲深い政治家に・・・

金儲けしか頭にない医者の子は、金儲けしか頭にない医者に・・・

 

いわゆる、親が力を持った2世の子供に対して、血の否定をテーマに話が進んでいきます。

 

この作品に出てくる、金持ちの家の子供たちは、めちゃくちゃ性格が悪く書かれています。

 

そんな日本社会をリセットしてしまおうと、コンピューターが暴走し、子供たちをゲームにいざない、子供の体を人質にとります。

コナン達もそれに巻き込まれます。ゲームに参加した50人の子供たち全員がゲームオーバーになったとき、子供たちの脳を破壊すると脅して、子供たちにゲームに参加させます。

 

しかし、コンピューターの真の目的は、人生は親の力でなんでも思い通りにできると思っている子供たちに、人生の厳しさを教えてあげること、そして周りの人たちと協力して壁を乗り越えていくこと、それを教えたかっただけでした。

 

そして、コナンがゲーム世界で謎を解いている間、新一の父親の優作は現実世界で起こった殺人事件の真相を解きます。

親子で協力して、謎を解いていきます。

 

親と子の完全な血の否定にはなっていないあたりも、この作品の秀逸な点だと思います。

 

コナンがあきらめた瞬間

おそらく、この作品で最も物議をかもしたのが、このシーン・・・

 

作品の主人公であるコナンが、おそらく物語史上初めて「もう無理だ・・・」とあきらめました。今まで、どんな困難も超えてきたコナンが初めてあきらめました。

 

この作品の最大の特徴は、仲間たちが次々と死んでいくこと・・・

正確にいうと、ゲームオーバーになって、コナンの前から消えていくという感じですが・・

 

そして、最後には最も恐れていたことが起こります。蘭の死・・・

コナン史上、絶対に描かれないであろう蘭の死・・・

 

コンピューターゲームという設定だからこそ描くことが出来た奇跡の瞬間といえます。

 

コナンは蘭が死んだことで、完全に張り詰めていた糸が切れます。物語史上初の瞬間です。

 

おそらく、コナンの製作に常に加わっている人が脚本を務めていたら、おそらく描かれなった話だと思います。外部から雇った、野沢さんが脚本だったからこそ、描かれた瞬間だったと思います。

 

『ベイカー街の亡霊』豆知識

興行収入の記録は7年間抜かれなかった!!

実は、『ベイカー街の亡霊』が記録した34億円という興行収入。

 

当時のコナン映画の最高記録だったのですが、この記録は第13作『漆黒の追跡者』に抜かれるまで、7年間、コナン映画の首位を守り続けました。

 

これはいまだに、コナン映画最長記録です。

 

まー記録が抜かれないのが果たしていいことなのかは置いといて・・・

(成長してないってことですからね・・・)

 

それぐらいこの作品は、コナンファンにとって特別な作品といえるでしょう。

 

蘭が自死するシーンは本来なかった?

最後、蘭がコナンを救うため、自ら身を投げ出すのですが、このシーンは本来の野沢脚本にはなかったらしいです。

 

正確には、蘭が過去の新一との会話がきっかけになって自ら飛び降りるのですが・・・

これは、最後、アニメ製作陣が勝手に変えたみたいです。

 

野沢脚本は2作目の案もあった?

この作品が大好評に終わり、野沢尚自身も2作目の案がありました。

 

しかし、この2年後、2004年に野沢さんが自殺・・・

2作目を描くことはありませんでした。

 

これの影響もあるのか、実は『ベイカー街の亡霊』は過去2回しかテレビ放映されていません。

 

本当に、これが原因なのかは分かりませんが、実際に他の作品と比べてもテレビ放映の回数は少ないです。

 

2018年に放映されたときは、実に15年ぶりということでネットではかなり盛り上がったのを覚えています。

 

今後も、定期的に放映してほしいですね。

 

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