kimurouの部屋

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【暗殺教室と魔人探偵脳噛ネウロ】 なぜ『魔人探偵脳噛ネウロ』はヒットしなかったのか?

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こんにちは、2018年も終わりに近づいてきた、今日この頃です。

 

今回は、松井優征先生の作品、『暗殺教室』と『魔人探偵脳噛ネウロ』の2作品の比較についてです。

 

 

 

『魔人探偵脳噛ネウロ』とは?

知る人ぞ知るジャンプ史に残る名作です。

 

2005年に連載開始となった本作は、松井先生のデビュー作で、ジャンプでは珍しいミステリー漫画です。アニメ化もし、連載も4年以上続きました。

 

魔界からやってきた、謎を食い物にする魔物ネウロと、普通の女子高生のヤコがコンビを組み、あらゆる事件を解決していく話です。普段、表に立つのは女子高生の方で、推理するのは、ネウロの方です。

若干、コナンに似た設定になっています。

 

しかし、事件の一つ一つが、最後につながる伏線となっており、その綿密に張り巡らされた伏線と、ヤコの人間的成長、などが丁寧に描かれており、僕個人的にジャンプ史に残る名作だと思ってます。

 

そして、最終回に至るまでの流れも秀逸です。ジャンプの歴代の名作は、割と終わるタイミングを逸した漫画が多いですが、その点、『魔人探偵脳噛ネウロ』はきれいに話をたたんでいます。

 

 

『暗殺教室』とは?

2012年からジャンプで連載されていた作品で、『魔人探偵脳噛ネウロ』以来の松井先生作品第2弾です。

 

こちらは、アニメ化だけでなく、実写映画化もされ、コミックスも2000万部を超える大ヒット漫画となりました。

おそらく、『魔人探偵脳噛ネウロ』に比べると知っている方も多いのではないでしょうか?

 

ある日、新任の教師として学校にやってきた先生は、今年度の終わりまでに、地球を滅ぼす宣言をしている超生物。外務省の役人がやってきて、国家機密であることと、もしこの生物を殺せたら、莫大な報奨金を出すことを約束する。

 

その日から、先生を殺すための暗殺教室が始まる。なぜ、先生がこの学校にやって来たのか?なぜ、そんな姿になってしまったのか?過去何があったのか?

 

一見、設定はめちゃくちゃな話ですが、読んでいくと面白いです。

 

なぜ『暗殺教室』はヒットして、『ネウロ』はヒットしなかったのか?

まー、『ネウロ』はアニメ化しているので、ヒットしなかったというわけではないんですけどね。

それでも、『ネウロ』の質の高さ的にもっと売れてもよかったはずです。

 

アニメの質の違い

正直、『ネウロ』のアニメは、評価はCランクです。まじで、やらかしてます。

 

原作読まずに、アニメを見ると、そこそこ面白いかもしれませんが、(それでも最後はムチャクチャだが・・・)、

原作を読んだ後で、アニメ版『ネウロ』を見ると最悪です。

 

とにかく、原作を変えないでいただきたい。原作のいいところが台無しになっています。

 

一方の『暗殺教室』は、アニメはそこそこの出来だったと思います。

 

おそらくこの違いが、原作の人気の差の原因になったと考えられます。

 

『ネウロ』は万人受けの作品ではなかった(10人いたら3人はめっちゃはまる)

読んでみたらわかりますが、『ネウロ』は話がグロいです。松井先生独特の演出、プラス、『ネウロ』の場合、話もグロいので、総じてグロイ話になっています。

 

グロイというか、少年誌ではあまりここまで書かないなというところまで書いているという印象です。松井先生の絵柄も、よりそれを引き立てている感じです。

特に、このシックスという男が出てきてからは、話のグロさに拍車がかかりました。

 

実際、内容が過激で、一時期連載順位を、編集部の方から意図的に下げられていたぐらいです。

 

しかし、その演出がはまる人にははまり、おそらくアンケート順位的には、打ち切られるようなレベルではなかったのだと思います。

好きな人はめちゃくちゃ好き!!

っていう作品です。おそらく、10人いたら3人はめちゃくちゃ好きで、アンケート入れてくれる感じの作品だと思います。

 

実は、ジャンプのアンケートって、これぐらい入れてくれると、結構な順位になるようで、一回も打ち切り戦線になったことはないようです。

 

『暗殺教室』は万人受けする(10人いたら10人ともそれなりに評価する)

一方で、『暗殺教室』は万人受けする作品であったといえるでしょう。

 

舞台を学園ものにし、読者に入り込みやすくした点。

 

また、設定だけだと、先生が教師を暗殺するという、とんでもなく危なそうな話ですが、その先生を丸い、柔和なキャラデザにすることによって、グロさを控えめにしたという点です。

 

後は、先生のキャラも、いじりがいのあるいじられキャラにした点も見事です。前回のネウロは、超ドSキャラで、相方の女子高生を奴隷のように扱っていましたが、

今回は、メインのキャラ設定で成功したといえるでしょう。

 

キャラデザと性格設定によって、松井先生の作る話独特のグロさが抑えられて、万人受けするヒット作品になったと思われます。

 

まとめ

ようするに、10人いたら3人は劇はまりする作品か、10人いたら10人ともそれなりの評価をする作品かの違いです。

それが、結果としてヒットしたかしなかったかの違いになったのだと思います。名作が全て、大ヒットするわけではないといういい見本ですね。

 

僕は『ネウロ』の時に、3人の劇はまり組に入っていたので、『暗殺教室』の時は、松井先生らしさが失われて、ヒットを計算して書いているのが少し嫌でした。

(最後まで読ましてもらいましたが・・・)

 

ただ、松井先生はものすごく計算で漫画を描き、ヒットを飛ばす作家さんなので、モチベーションがある限り、このレベルの作品を量産できると思います。3作目を楽しみにしています。

 

 

お金はあるでしょうが、がんばって3作目の連載も目指してほしいです。

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