今回は俺が目指しているFIRE(アーリーリタイア)についてです。
早期リタイアをする方法はただ一つです。
若い内から資産運用をすること!!
俺の場合は、米国株投資と言う方法を取っています。人によっては不動産投資とかFXとかいろいろだと思います。
株式投資の利益には2種類あり・・
- 株価の上昇による値上がり益
- 会社からの配当金
この2つの利益で、お金を増やしていき、若い内に早期リタイアしてしまおうという魂胆です!!
今回は、いわゆる””高配当株投資””について。
- 高配当株投資は早期リタイアに向いていない??
- 高配当株がFIREに向かない理由
- ある程度の元本が必要
- 若い頃は成長株に投資して年取ってから高配当株投資
- 年齢や資産額に応じて投資手法を変える
- おすすめ書籍紹介
高配当株投資は早期リタイアに向いていない??
これはあくまで俺個人の意見です。
例えば俺みたいに、20代前半から投資をして30代前半までに早期リタイアをしたいと考えるのなら、向いていないと思います!!
ただ、そこまで急がず50歳くらいでリタイアしたいと考え、比較的時間があるのならおすすめです。
どっちにしても、高配当株ばかりに拘る投資は、若者がやる投資ではないかな~~と
高配当株がFIREに向かない理由
高配当銘柄=成熟しきった企業
まず、高配当株と言われる企業は、ほぼ間違いなく成熟しきった大企業です。
ある意味、安定感は抜群です。
日本だと、JTとかKDDIとか三菱UFJなどが有名です。
逆に、毎年高配当を株主に分配できるだけの財力や利益率がないと無理なんです。
これは日本に限らずアメリカでもそうです。
寧ろ、日本みたいに減配になる可能性が低い分、アメリカの高配当株の方がオススメです。
高配当株銘柄と言うのは完全に成熟しきった、今後の急成長はもう期待できない企業です。株価のチャートを見てると分かりますが、大体そういう企業は、ほとんど変動が無く、むしろ長い間低迷している企業が多いぐらいです。
つまり、急激な株価上昇による値上がり益は望めないわけです。
アメリカのS&P500に連動したVOOと、高配当株ばかりを集めたVYMの比較です。
赤がVYMです。
高配当株の指数は、長期的にみると市場平均にアンダーパフォームしています。
毎年、確実に入って来る3%ほどの高配当・・
2倍、3倍になる急激な成長銘柄の値上がり益・・
どちらが利益は大きいでしょうか??
同じぐらいの株価で、同じぐらいの保有数なら、間違いなく下の場合の方が利益は大きいです。
ある程度の元本が必要
高配当株である程度満足のいく利益を得ようと思ったら、それなりの資産額が必要です。
一般に配当利回り3%を超えると、高配当株と言われます。
税引き後で手取り配当が3%だとすると・・
- 100万円投資 年間3万円
- 1000万円投資 年間30万円
- 5000万円投資 年間150万円
- 1億円投資 年間300万円
- 2億円投資 年間600万円
・・
配当金だけで、サラリーマンの平均収入以上を得ようと思ったら2億円ぐらいは必要と言うわけですね・・(笑)
ま~実際は株価の値上がり益も少なからずあると思いますが・・
個人的にも、2億円ほどの資産があれば、人生余裕だと思います。
若い頃は成長株に投資して年取ってから高配当株投資
若い頃はとにかく資産を増やすことに注力するべきです。
元本となる資産を増やしてからでないと、高配当株の真の力は発揮できません。
ということは、必然的に成長株に投資をすることになります。ただ、安定感と言う意味では高配当株に比べると劣りますが・・
1年で2倍になる株と言うのは、1年で2分の1になる可能性も秘めています。それだけ分、リスクが高いわけです。
だからこそ、元本自体が少なく、損を取り返す時間がある若い頃にしかできない投資です。
むしろ、元本が増えすぎてから、こういう成長株に投資をするのはリスクが大きすぎるので、ここで高配当株の登場です!!
年齢や資産額に応じて投資手法を変える
年を取って、それなりに投資の経験を積んで、資産を増やせた人にこそ高配当株投資はふさわしい・・
株よりも債券に投資してもいいぐらいです。
せっかく築いた資産を守ることも投資家として重要です。
若い頃は攻めの投資!!
老いてからは守りの投資で!!
おすすめ書籍紹介