ここ最近の米国株市場の下げは、後々数年後にコロナバブル崩壊として語り継がれる暴落になるかもしれません。
大体、歴史に残るレベルの大暴落って10年に1度ってイメージがありました。
2000年ITバブル崩壊、2008年リーマンショックとか・・
ただ今回の場合、2020年の全世界パンデミックによるコロナショック、その後、コロナ需要でハイテク株が牽引したコロナバブル、そして2022年に起こるコロナバブル崩壊。
まさかの2段構え(笑)
まだ、S&P500の下げは10%に行くか行かないかくらいですが、今年前半にかけて、30%くらい下げていくのではないでしょうか・・
周りの素人が株に注目しだすとバブル
2017年に俺が株を始めた時は、周りが学生と言うのもあって、誰一人株に興味を持たなかったのですが・・
その流れが変わったのが2020年頃から・・
コロナがあり、その後、かつてないくらい株価が急上昇したのです。
その頃から、今まで株式投資に興味の無かった連中が、突然投資に興味を持ち始めました。
しばらく連絡を取って無かった高校時代の友人も、株式投資に興味を持ち始めました。
何人かは、実際に投資を始めましたね。
よくよく考えたら、これがバブルの前兆だったのかもしれません(笑)
投資家界隈の有名な逸話で
””靴磨きの少年””
の話がありますが、まさに奴らは靴磨きの少年でした!!(笑)
ああいう素人が群がりだしたら、相場が崩れるんですね!!
巷には投資家関連の本が溢れてましたかし!!
コロナはあるいみ自然災害みたいなものだったので、バブル崩壊という感じでは無かったですが、今回はバブル崩壊っぽい・・
これはいい教訓になりました。
レバレッジ系のETFが流行りだすとバブル崩壊は近い
そしてトドメはレバレッジ系ETFの流行です。
これも、典型的なバブル終盤に見られる現象。
かつての1980年代後半の日本の土地神話も、いわばレバレッジをかけて不動産を買い込んでいたものですからね・・
正確には信用取引ですが・・
俺の周りの投資初心者も、レバレッジ系のETFに興味津々でしたね。
レバレッジ系に関しては、賛否両論あります。俺はちょっと反対派。自分の手持ち以上は買わない方がいいというのが、5年間の投資経験で出た結論です。
ハマるとデカいですが、失敗すると傷が深くなります。
バブル崩壊は必要な下げ
プロの投資家曰く、もし仮に株価が暴落を経ずに、永遠に上昇した場合、リターンは一気に減るんだってさ!!
S&P500の過去50年間の平均リターンは年利8%くらいですが・・
それは、何度も大暴落があって、その後の株価の上昇があったからこそ、実現している数字らしいです。
大きく株価が上がる前には、大きくしゃがむ必要があるわけですね。
一説には、株価のリターンの大半は、過去上昇率トップ100の日に集中しているのだとか・・
定期的に大暴落を起こすのは、膨れ上がりすぎた体をスタイリッシュにするための必要なダイエットなわけですな~~
大暴落時でもやることは変わらない
先週の記事でも言いましたが、どれだけ株価が下がってもやるべきことは変わりません。ただひたすら投資し続けるだけです。
逆に、あせって狼狽売りして、市場から退場してしまうのは最悪です。
その時点で売ってしまったら、損した事実だけしか残りません。
リーマンショックのような100年に1度の大暴落ですら、数年かけて戻ったのだから、今回も気長に投資を続けるしかないです(笑)
中々、日々、資産額が大きく減っていくのを見るのはつらいですが・・
あくまでオススメは指数全体に連動したETFに投資をする事ですが、バブル崩壊時でも、中には好決算を連発して上昇を続ける銘柄も存在します。
銘柄分析が好きなら、そういう個別株を探してもいいかもしれませんね。
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