2022年4月のNASDAQの下落率は、あのリーマンショックが起こった2008年以来の大幅な下落率でした。
ここ15年で最大の下落率だったことを考えると、今の米国株が、そこそこ歴史的な瞬間に立ち会っていると言っていいと思います。
既に、直近の最高値から20%以上下落しています。
今年は受難の年になりそうですね。
米国株市場はコロナバブル崩壊
2020年2月から3月に起こったコロナショック!!
全世界でのパンデミックの影響で、株価は2008年以来の大暴落を起こし、投資家の頭を冷やすために史上初めてサーキットブレーカーが発動するなど、大混乱でした。
しかし、コロナにより経済活動は停止しましたが・・
逆に巣ごもり需要で、ハイテク株は大幅アップ。GAFAMもそうですし、オンラインに強い企業の株は、いち早く株価が回復し、ハイテク主導のNASDAQなどは、数か月後には株価は最高値を更新していました。
その勢いのまま、2020年は終了し、2021年も株価は上昇し続けました。
かつてないほどの株価の急伸に、今まで株に興味の無かった人たちも株を始め、レバレッジをかけたインデックスファンドにも、大きくお金が集まりました。
3倍NASDAQとか・・
俺自身、周りで投資の話で盛り上がっているのがハッキリわかりました。
今考えてみれば、これこそまさにバブルの兆候だったんですね(笑)
今まで投資に興味の無かった人も、投資の話を始める・・
そして、2022年に入り、株価は暴落。今までの歴史のバブル崩壊を見ると、まだ下がりそうです。まだ-20%程度なので・・
NETFLIXが下げを主導
今年に入って米国株市場の下げを主導しているのは、コロナバブルで恩恵を受けていたハイテク企業ですが、
特に下げが凄まじいのは『NETFLIX』と『Facebook』ですね・・
特にNETFLIXは、4月の下旬に1日で30%以上下げるという事態に・・
決算で発表された会員数は、6年ぶりに減少。
完全に、コロナバブルの恩恵が無くなったという事でしょう。
コロナによって、全世界で巣ごもり需要が増加し、NETFLIXはその恩恵を一番受けていた企業の一つです。
今回のバブル崩壊の象徴ともいえる銘柄です。
思えば、2000年のITバブル崩壊も、インテルの株価暴落から始まりました。
その後、インテルがどうなったのかは歴史が示しています。
考えてみれば、NETFLIXの事業内容は、オンラインでの映画やドラマの配信サブスクサービス。
2000年代にこのサービスを始めた時から、今までほとんどライバルらしきライバルは有りませんでした。どこも参入していない業界でしたから。
ただ、参入障壁は高くないので、他の企業が参入されると、確かにNETFLIXの強みは一気に下がるでしょうね。
Disneyとかもサブスクサービスに参入している時代ですから・・
NETFLIXにも、他の収益の柱が無いと、しんどいかもしれません。
そして、『Facebook』の方は・・
今はメタバースに力を入れています。元々、SNSは流行りすたりがありますから、マークザッカーバーグ自身も、いつかこういう日が来ると、考えていたのでしょう。ちゃんと、次の分野への投資に動いていますね。
まだ下がると思う
既にNASDAQは20%以上下げているが・・
S&P500はまだ15%程度なので、個人的にはまだまだ下がると思います。
どこが底値か分からないので、素人はとにかく毎月コツコツ買っていきます!!
バフェットは既に動いてるよね・・
4月末の株主総会でも言っていたけど、今年はかなり動いている様子。
市場はたまに混乱する。だからこそ、我々が儲けるチャンスだと・・
多分長い目で見れば、今は絶好の買い場なのだろう・・
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