日本の教育制度ってどう思いますか?
批判的な人が大木かもしれないですが、俺個人的には一長一短あると思ってます。受験と言う一発勝負で、例え貧しい家に生まれても人生一発逆転できる制度は魅力的だと思ってます。
欧米とかだと、社会貢献とかも評価基準に入って来ますので、どうしても生まれた家で、既にある程度決まってしまうところが大きいです。
その点を比べたら、日本教育も捨てたもんじゃないな~~と思ってます。
ただ、日本の教育制度で俺が一番不満に思っていることは・・
お金についてほとんど誰も教えてくれない!!ということです。
お金って人生で結構大事じゃないですか??
受験勉強に必要な科目は嫌と言うほど教えてくれるくせに、肝心の人生で一番大事なことは何も教えてくれない不思議・・
大学に入って、自分で投資を始めて色々お金について本とかネットで調べて、物凄く衝撃を受けました。
学生時代の勉強は、お金持ちになる為の勉強では無かったということに・・
日本でも金融教育が始まる
ようやく日本で金融教育が始まろうとしています。
2020年度から小学校
2021年度から中学校
それぞれ家庭科の時間に、基礎的な経済の仕組みのカリキュラムが組み込まれました。
そして、2022年度から高校から本格的な資産運用の授業が始まるようです。
俺の時代はそういう時間は全くなかったです(笑)
時代は変化していくんですね~~
株式投資とか、投資信託、債券とか、結構掘り下げて教えるという事ですかね・・
普通の大人が知らないようなことを、学生時代に学ばせるわけです。
普通の大人である教員が教えられるとは思えないですが・・(笑)
先進国の金融教育事情
欧米ではこういった金融教育は既に始まってます。
幼稚園の頃から、経済の仕組みを理解するカリキュラムが含まれています。
『アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書』シリーズとか有名ですね。
日本でも超有名な金融関係のベストセラーシリーズです。
これを読んだときは、本当に衝撃を受けますよ!!
アメリカの高校生は、高校生という年齢で既にここまでお金の知識を学ぶわけです。
これを学生時代に知っている状況で社会人になるのとならないのとでは人生が全く違ってくると思います。
日本で金融教育が行われてこなかった理由
日本と他の欧米の国で違う部分は
海外からの移民が多いという点だと思います。
アメリカとかだと、移民とかが多く、銀行口座を持てない人とかも結構いるみたいです。だからこそ、割と自己責任と言う考え方が強く、自分の身は自分で守る必要があるわけです。
だからこそ、学生時代から自分でお金の管理を出来るように、金融教育の仕組みが発達したのだと思います。
一方で、日本の場合・・
政府が全て経済的援助の点で整えてくれてたわけです。
年金制度を充実させ、終身雇用を維持させ、老後は退職金と年金で生きていけるように・・
国民は何も考えてなくても、その路線に素直に乗っていれば良かったわけです。
しかし、ご存知の通り
既に日本の終身雇用や年金制度は限界を超えてます。
最早、今まで通りの行き方が通じない時代です。
日本も義務教育で金融教育を入れ込んできたという事は・・
そういう事です・・
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