先月公開された『鬼滅の刃』劇場版が大盛り上がりで、興収歴代最高記録に迫る勢いです。
一応、ストーリーは漫画通りなんですけど、劇場版ならではの金のかけ方で、かなり演出は凄かったな~~というのが印象でした。
俺も2回観に行きました(笑)
俺個人的に一番印象に残ったシーンがありまして・・
下弦の壱””閻夢””の死にざまでの台詞!!
””鬼狩りにやられるのはいつだって底辺の鬼たちだ。あれだけ準備したのに柱には敵わなかった。ここ100年あまり顔ぶれが変わらない、柱たちを葬っている上弦の鬼は、やはり異次元の強さなのか・・
あれだけ血を分け与えられたのに負けるのか・・””
閻夢の最後の言葉なのですが。
俺が思ったのは、鬼たちも格差社会なんだな~~(笑)
ということ・・
””いつだった鬼狩りに狩られるのは底辺の鬼たち””
””上弦の鬼は異次元の強さ””
つまりこれは、かなりの格差社会であることを示しています。
人間の社会で言うと、貧富の差が大きいという事です。
上弦の鬼は異次元の強さなので、中々死ぬことはなく、より多くの人間を喰って、ますます強くなっていく。
一方で、それ以外の鬼は弱くて人間をそんなに喰えず、強くなれないまま終わっていく・・
しかも、設定だと、上弦の鬼たちは人間時代からある程度、異次元めいた実力者です。人間の頃の実力が、鬼になってもそのまま反映されています。
つまり、人間界以上に鬼の中での逆転は難しいという事!!
人間の社会に当てはめてみると・・
人間も鬼の社会も格差が大きいという点で共通項が多いです。
人間の資本社会も一部の富裕層の為に、大半の庶民が存在します。
そして、富裕層をそのランクから引きずり下ろすのは、よほどの事がないと不可能です。
つまり、逆転も中々難しい・・
鬼の世界も人間の世界も同様ですね~~(笑)
どんどん差は広がっていく
鬼の世界も、このままいくと、上弦の鬼とそれ以外で、どんどん差が広がります。
その結果、無惨様自ら””十二鬼月は上弦だけでいい!!””という判断を下しました。
これは当然の流れで・・
おそらく昔はそこまで実力に差が無かったのではないでしょうか??
上弦の鬼は強いので、さらに人間を食べ、無惨様から気に入られ血を与えられ、もっと強くなっていく・・
その流れがあって、どんどん差が広がっていったのでしょう。
上弦の鬼なんて余裕がありすぎてリクルート活動までしてるぐらいですからね~~
上位陣を逆転するのは難しい
方法は限られます。
- 革新的なやりかたで努力して逆転する
- 上位陣が勝手に落ちてくるのを待つ
- その両方
どんな世界でもそうかもしれないですね!!
人間社会も、底辺から駆け上がろうと思うと、正攻法じゃもう無理です。
プラス運も必要です。
『鬼滅の刃』は現代社会の格差を表現している
『鬼滅の刃』は非常に深い漫画です!!
バトル漫画でありながら、現代の人間の格差社会を表現しているのですから・・
映画面白かったです!!
2期も楽しみにしています!!
花魁編は俺個人的にお気に入り・・💛