まずは日本人の額面上の平均年収の推移を見てください。
引用元:
1997年をピークに減少しています。
因みに、2019年データは平均年収436万円です。
近年は減っているわけではないですが、特に増えているわけでもない・・
コロナショックで更に落ちるかもしれないですね~~
次に、額面から税金が引かれた手取り年収の推移を見てください。
引用元:
この20年で約35万円減少しました。
これは主に、社会保障費の増加による、徴収される税金が増えた為です。
原因は少子高齢化です。
次に退職金の推移を見てください。
引用元:
この20年でサラリーマンの退職金は1000万円減りました。
大学卒、高卒で状況は変わって来ると思いますが、全体的に減っているのは間違いなさそうです。
収入は減り続ける
日本人の平均年収はこの25年間でかなり減りました。今後、減っていくかは分かりませんが、劇的に増えることはないでしょう。
おそらく10年後にデータをとっても、400万円ちょっとを推移していると思います。
一方で、年収500万円の人の手取り年収はこの20年で35万円ほど減りました。
これは、少子高齢化が今後も進むと税金も増えていく事が予想されるので、どんどん減っていくでしょう。
今の20代の若者が70歳くらいになるときは、これより50万円は減っているのではないでしょうか??
額面年収が500万円でも、手取りだと350万円以下・・
月に手取り30万円以下・・
しかも、それでも日本全体の平均以上・・
そんな時代が来ることは、もうほぼ確実です。
生活費はどんどん上がっていく
収入は下がっていきますが、支出はインフレによる増大が予想されます。
一昔前に比べて、日本人の節約も当たり前になりましたが、それでも基本的に、日用品の物価はインフレによって上昇しているので、生活費は増加していきます。
これは、経済がそういう構造なのでどうしようもありません。
経済とはインフレが当たり前なのです。
物価は上昇しても、その分、給料が上がればいいのですが、日本の場合、税金の増加で給料が増えないので・・
ヤバいです(笑)
お金の問題から逃げてたら一生追われ続ける
こういうお金の問題を解決できるかどうかは、若い内の行いに全てがかかっていると言っても過言ではありません。
若い内の方が、問題解決が容易だからです。
もし仮に、若い頃にお金に向き合わずに逃げたら、生涯に渡ってお金に追われ続ける人生になります。
20代だからといって、お金に向き合わずに後回しにしてたら・・
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