日本人は、
お金は働いて稼ぐもの・・、働かずして稼ぐ投資などは卑しいものだという考えが根強いですよね??
これって、世界的に見ても、日本人特有らしいです。
欧米の人からすれば、別に犯罪してなければ、どうやってお金稼いでもいいじゃん・・位だと思います。
働かざる者食うべからず・・
この考えを日本人に植え付けたのって、実は徳川家康らしいんです。
260年に渡る太平の世は世界的にも珍しい
皆さんご存知の通り、江戸時代は260年に渡って続きました。
その間、諸外国とはおろか、国内においても、初期の頃に少し戦争があったくらいで、その後、260年間、平和な時代が続きました。
これって、世界的に見ても、超異例です。
確かに、日本は島国で周りが海に囲まれているという点もありますが、それでも、鎌倉時代や、室町時代を見ても、国内で戦争が起こらないというのは、異例です。
しかも、ずっと同じ一族で統治し続けた・・
内部でクーデターすら起こらなかった・・
一体、なぜそんなことが可能だったか??
実は、全ては初代将軍””徳川家康””の天才すぎる洞察力に起因しています。
おそらく、秀吉や信長には無理であったろう、天才的策略です。
国民をそこそこ貧乏にして統治する
家康が、天下統一して幕府を築き、日本を統治する事になった時に
どうやって統治するのか考えたのでしょう。
そこで思いついたのが、
””国民をそこそこ貧乏にして統治する””
そこそこ・・
というのがポイントです。頑張って働いたら何とか生きていけるレベルにする事が重要なのです。
もし仮に、食うものも無いくらい貧乏なら、一揆を起こされて、王政は変わっていたでしょう。
幕府が一番恐れていたのは、庶民が束になって暴動を起こす一揆ですから・・
なので、税金なども調整し、頑張って働けば生きていける絶妙なラインで、国民を統治したのです。
武士には、お金よりも誇りを大切にする文化を植え付け、唯一金儲けをする商人は卑しい存在であるという、考えを広めたのです。
そもそも、大名や農民が、金持ちになれる国だったらどうなっていただろうか??
歴史を振り返っていても、諸大名に金を持たせても、統治する幕府側からすれば、ロクなことがおこりません。
金を持ったら、つけあがってこっちが倒されるかもしれないので・・
なので、各地の諸大名も、そこそこ貧乏にして頑張れば生きていけるレベルにしたのです。
これが、260年間、ほとんど争いが起こらなかった理由です。
国民をそこそこ貧乏にして、何もさせなかったからです。
現代の日本人も金持ち嫌い
江戸時代のこうした考え方は、現代の日本人にも少し残ってますよね??
金は働いて稼ぐもの!!
働かざる者食うべからず!!
これは、統治する側からすれば、凄い都合のいい考え方ですよね??(笑)
確かに、政府からすれば・・
何も考えずにただただ、働いてくれるのが一番都合がいい。
その代表格がサラリーマンですね。わざと複雑にした税金制度で、自動で税金を引き落とし、大半のサラリーマンは普段自分がどれだけ税金で取られるか考えもしません。
そしてサラリーマンは絶対に、金持ちになれないように仕組まれています。
この絶妙なラインを江戸時代の初めに作り上げた家康は天才すぎますね!!
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