最近ついにドル円は150円を超えました。今は日銀の介入もあり、落ち着いてますが
それでも1ドル=140円台後半です。
一昔前から思うと考えられません。ちょうど、東日本大震災があったころドル円が75円位だということを考えると、円の価値はあの頃から2分の1です。
仮に同じ貯金額だった場合、現金の価値は2分の1です。
やはり現金はゴミというのはあながち間違いでは無いですね(笑)
ドル円150円を超えるのは1990年以来。遂に俺が生まれる前の時代の話になりました。
1990年当時は160円まで円安が進んだようです。
仮に今回の円安が160円を超えてくると、プラザ合意があった1985年くらいまで遡る事になりそうですね。
ドル円130円で騒いでた時代が懐かしい・・(笑)
円安の原因はアメリカの利上げ
この円安の原因は、アメリカが50年ぶりの高インフレに悩まされているのが原因です。インフレ退治の為に、FRB(アメリカの日銀みたいなところ)が通常以上のペースで利上げを行っています。
対する、日本は未だマイナス金利で、利上げできない状態です。少々インフレ気味ですが、欧米各国に比べたらマシなので、アメリカほど利上げする必要がないのです。むしろ、経済活性化をする必要があるので、しばらく利上げは出来ないでしょう。
こうして、日米で金利差が開き、円を持っているより、ドルを持っている方が利回りが良いので、円を売ってドルを買っている状態になってます。
つまり、この円安はアメリカの利上げが続く限り、進行する可能性が高いです。
予定だと、年内はまだまだFRBは利上げを継続する可能性が高いです。
もうそろそろ、利上げを緩める説も出ていますが、年内は無いでしょう。
緩めたとしても、利上げすることに変わりはないので、日米金利差が開いていく、円安が進行するのは既定路線。
年内ドル円は150円台後半が濃厚だと俺は思ってます。
年明け以降も続くとも思ってます。
ドル円150円台がデフォルトになるのでは??
この感じで行くと、多少変動はあれど、今後ドル円150円が標準の時代に来るのではないかと思ってます。
俺の学生時代とかは、基本的にドル円100円で計算しやすかったんですけどね(笑)
多少変動しても、110円とか90円の範囲には収まるのが普通だと思っていましたが・・
時代は変わってきた・・
ちょっと前だと、円安は輸出産業で儲けている日本にとってはうれしい事でしたが、ここまで急激な円安であるにも関わらず、日本の貿易収支は赤字です。
やはり時代は変わったんです。
今後も、日本の価値はどんどん下がっていくでしょう。
アメリカの利上げはずっと続くわけではないですが、それでもアメリカの利回りが良いことに変わりは無いので、おそらく円安の傾向自体は変わらないともいます。
ドルの資産を持つべし
円安傾向がしばらく続く中で、日本円のみの資産を持つことは、最早自殺行為です。
俺は数年前から米国株を保有しており、それなりのドルを持っているのですが、ここにきてこの円安に救われてます(笑)
株価が下がっても、相対的にドルの価値が上がっているので、資産額はそんなに変わっていない不思議・・
日本円の価値が、今後どんどん落ちていく中で、ドル資産を持つことは非常に有効です。
本当の資産分散を考えるなら、いろんな通貨を持つべきなのでしょうが、まずはUSドルだけ持ってれば問題無いと思います。
オススメは米国株です。
株式投資は必ずしも、お金が増えるわけでは無いですが、米国株は長年右肩上がりに成長してきた歴史があります。当然、一時的に大暴落を経験しながらもです。
世界的に見渡しても、こんなに長期の間、順調に株価を伸ばしている国はありません。ひとえに、世界最大の経済大国であるが故です。
いつの時代もイノベーションは米国から生まれます。あなたが優秀ならアメリカに行きません??
世界中から優秀な人材が集まるからです。
なので、俺は圧倒的に米国株をお勧めします。
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