今回は米国株の中でもクレジットカード銘柄について!!
代表的なのはやはりVISA(V)とマスターカード(MA)とアメリカンエクスプレス(AXP)といったところでしょうか??
いずれも投資先としては魅力があります。
実際、この3種類のカードを持ってたら、世界の大半のお店で決済できます。影響力はGAFAMなどの企業に十分匹敵するといえるでしょう。
VISA(V)への株式投資
VISAとは?
知らない人はいないでしょう。世界のクレジット会社です。
世界中のクレジットの約6割はVISAカードです。
本社はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコです。
元々、アメリカの4大銀行の一角であるバンクオブアメリカから派生した会社で、2008年にNY市場に上場した、比較的新しい会社です。
VISAの株価
素晴らしい右肩上がりの株価チャート!!(笑)
2008年上場来以降、今に至るまで順調に上昇しています。
ただ、コロナの影響は受けており、未だに完全復活とはなっていませんが・・
配当利回り
高配当株と言うよりかは、成長株として株主に利益を還元しているので、配当利回りは低いです。
そもそも、クレジットカード銘柄自体が低いです。
ただ、2020年コロナ禍の中でもきっちり増配し続けています!!
VISA決算
コロナの影響で、人々の消費が滞ったため、世界的に売り上げが減少。
2020年後半にかけても戻りが悪かったのが、株価停滞の原因ともいえます。
マスターカード(MA)への株式投資
マスターカードとは?
VISAと並んで、世界的クレジットカードブランドの一つです。
本社はアメリカのニューヨーク州のマンハッタン。
ですが、一般的にヨーロッパに強い人気を誇るクレジットカードです。
世界のクレジットカードの内、VISAが60%で、マスターカードが30%を占めており、クレカ界は、ほとんどこの2種類のカードの独占状態といえます。
マスターカード(MA)の株価
こちらもきれいな右肩上がり!!(笑)
リーマンショックもほとんどものともせず・・
コロナショックからも早々に立ち直りましたが、VISA同様、株価は停滞しています。
ただ、長期的に見ると、この10年で株価は15倍以上になってます!!
配当利回り
配当利回りはVISA同様低いですが、その分、株価の上昇により株主に利益を還元しています。
とはいいつつも、コロナ禍の中でもしっかりと増配しています!!
マスターカードの決算
順調にコロナ前に戻りつつあります。
この辺りはVISAに比べて、戻りがいいですね。
アメリカンエキスプレス(AXP)への株式投資
アメリカンエキスプレスとは?
アメリカのニューヨークに本社を置くクレジットカード会社です。
略称は””アメックス””!!
VISAやマスターカードに比べると、シェア率は圧倒的に下がりますが、この2つのカードにはない魅力的なサービスが多い事で知られています。
そもそも、アメックスは高いブランド力から、ステータスの高いカードになっており、誰もがそう簡単に使っていいカードではありません。
カードには、アメリカ系高級ホテルのサービスが付随してたり、海外旅行保険が付随してたりと、他の2社とはかなり差別化されています。
また、ウォーレンバフェット氏が長年に渡って保有している事でも有名な銘柄です。
バフェット氏の資産増大に貢献してきた、バフェット銘柄の一つです。彼は、アメックスのビジネスを気に入っています。(笑)
アメリカンエキスプレス(AXP)株価
数々の暴落を経験しつつも、いつの時代も株価を上昇させてきました。
VISAやマスターカードに比べると、戻りは遅いですが・・
AXPの配当利回り
VISAやマスターカードよりかは高配当です。
AXPの決算
クレジット業界への投資はどうか?
まずクレジットカードはまだまだ成長余地があります。
新興国ではまだまだ浸透していません。また、日本を含めて世界的にキャッシュレス決済の流れにあります。
今後も、クレジット決済が可能な店舗は増えるでしょうし、発行枚数も人口増大に合わせて増えていきます。
その点を考えただけでも、かなり将来性がある銘柄といえます。
更に何といっても、クレジットカードビジネスは利益率が高い!!
VISAに至っては利益率60%という驚異的な記録を維持しています。
日本の大半を占める製造業の平均利益率は10%未満と言うのに・・
利益率が高いという事は、それだけ利益を出し続けられるビジネス、利益を出しやすいビジネスなのです。
配当金も今後も増えていくでしょう。
おそらくVISAもマスターカードも近いうちに、時価総額1兆ドル企業になるはずです。
これらの銘柄への投資はかなりおすすめです!!
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