今回は、ウォーレン・バフェットが保有する銘柄紹介です。
ご紹介するのは・・
ブラジルのフィンテック企業『ストーン(STNE)』です。
ポートフォリオの大半がアメリカ株で占められているバフェットにとって、珍しい海外銘柄です。
何と、ブラジルの企業です!!ただ、アメリカのNASDAQに上場しています。
『ストーン(STNE)』ってどんな会社??
元々、ブラジルの技術革命を主導する!!ことを背景に設立されました。
事業内容としては金融テクノロジーのプロバイダーです。
ブラジルの電子決済、クレジットカードの利用、eコーマシャルでの販売を手掛けています。
要するに、ペイパルなどと同様に、電子決済の会社です。
ただ、アメリカと違って、ブラジルは電子商取引関連のインフラが全く整っていないので、電子決済以外にも顧客対応、サポート、様々な分野を網羅しているのです。
中南米は、治安もよろしくなく、クレジットカードなどはスキミング被害に遭ったりするので、他の国に比べてクレジットカードの普及が進んでいません。と言うより、電子商取引自体があまり整っていません。
なので、非常に成長余地が大きく。
近年、ブラジルも電子決済を推し進めているので、その時代の流れにうまく乗っている企業とも言えるでしょう。今後、中南米全体の中間層が増加していくと、電子決済が増えていくと思われます。
因みに、中南米の人口は6億人以上おり、マーケットとしてはかなり大規模です。
その中で、ブラジルが与える影響が大きいことが分かるでしょうか??
『ストーン(STNE)』株価は?
良い感じに株価は推移していますね。
まだまだ新興企業なので、今後も伸びていくと思われます。
2021年になってからは最高値を記録してから、しばらく停滞してますが・・
『ストーン(STNE)』の配当金は?
2021年現在、配当金は出していません。
配当金を出すぐらいなら、新事業に投資をしていき、利益を上げて、株価の上昇と言う形で投資家に利益を還元するということですね。
新興企業とはそういうものです(笑)
おそらく、今後もしばらくは配当金は出ないでしょう。
バフェット銘柄としては珍しく、無配の企業です!!
『ストーン(STNE)』売上高
『ストーン(STNE)』は中南米で支配的な地位を築いている
バフェットが投資をしている理由は、経営者が優秀であること、事業が素晴らしい事などが挙げられるでしょう。
ただ、最大の理由は
中南米の電子商取引分野において、独自性かつ支配的な地位を築いている点です。
他社の参入障壁が高く、この地位は揺るぎない点も魅力です。
流石、バフェット銘柄と言えるでしょう。
中南米において、今後の人口増加、中間所得者層の増加、政府の電子決済の推進・・
様々な点を考慮して、将来性が高い事も魅力ですね💛
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