少し古いですが・・
5月1日に世界中の投資家が注目するバークシャの株主総会が行われました。
バフェットは御年90歳。
しかし、株主総会の約6時間ノンストップで走り切りました(笑)
今回は、マンガー氏が2年ぶりに出席で、さらに新たに後継者を指名する流れになり、いよいよその時が近づいている事を予感させる特別な株主総会だったように思います。
バフェットは90歳を超えても謙虚
今回のバフェットの主な発言をまとめると・・
- 航空株の復活はまだ先になりそう。2020年、コロナショックの直後に大量に購入したのは間違いだった。
- キャピタルゲイン増税に関する内容は政治的なので控える
- 株式投資の初心者は個別株より、S&P500のインデックスファンドに投資する事を勧める
- アップル株を去年の暮れに売ったのは間違いだった。クックCEOは非常に優れた経営者である。
- 依然としてハイテク株は割安
- 自分が引退した場合、アベル氏が後継者となる
始めて後継者に関して言及したこともあり、今回はそれが一番注目されていますが・・(笑)
アベル氏も58歳だから決して若くは無いと思うが・・
俺が思ってのは、90歳になってもこの人は謙虚だな~~ってことですね。
航空株の失敗を認めた所もですし、アップル株の売却に関しても・・
俺の知ってる老人で、こんなに素直な人いませんよ(笑)
やはり、1代でここまでの資産を築き上げるというのは、常人ではないのでしょうか??
それとも、あれだけ資産があると、老人になっても精神的に余裕があるのでしょうか?
世間の老人のイメージとはあまり当てはまらないですね(笑)
投資には謙虚な気持ちが必要なのかも
投資を長く続けていると、元本が大きくなるにつれて間違いなく利益も大きくなってきます。
経験則から、投資手法もどんどん向上していくでしょう。
しかし、投資で儲けるというのは・・
会社の利益が株価に反映されて、株価が上昇する事によってもたらされます。
それはつまり、労働者、もっと深く切り込めば消費者のお陰です。投資家は、ハッキリ言って株を持っていただけ・・
(株を持つということが偉いのだが・・)
バフェットの場合、毎年株主総会では、自分が株を保有している会社の経営者に賛辞を送っています。
バフェット自身の資産の増大は彼らのお陰ですから。
今年の株主総会では、アップルのクックCEOを非常に褒めてましたね。
つまり、投資家というのは謙虚な気持ちが大事なのだと思います。
バフェットは、そのあたりが身に染みて理解しているのでしょうね。
投資で少し儲けたからと言って、あまり調子に乗らないようにしなければ(笑)
思えば、経済が正常に回るのは、人々のお陰ですもんね。資本主義が、ここまで洗練された時間だからこそ、俺とか投資家がそれなりに利益を出すことが出来ているのです。
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