kimurouの部屋

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【『アルキメデスの大戦』感想】戦艦大和が生まれた本当の意味とは?

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今回は映画感想シリーズ!!

 

タイトルは今話題の『アルキメデスの大戦』です!!

第2次世界大戦へと向かう日本の造船をメインに扱った作品。本当に、日本の軍部ってアホだったんだな~と思わせられる作品ですが・・・

 

これが深い!!

主人公が、数学で戦艦大和の建造がどれだけお金の無駄になるのかを、上層部に証明しようとします・・・

 

無事に証明はされるのですが、この上層部が手強い!!

彼は彼で、日本の未来の事を考えている!!本当に深い!!

 

やっぱりあの戦争は避けられなかったのだな~と思いました。

 

主演は菅田将暉・・・

結論から言うと、中々の名作!!ぜひオススメします。

 

 

『アルキメデスの大戦』とは??

原作は漫画??

実は原作は漫画なんです!!

 

これは僕には意外でしたね・・・

てっきり小説なのかと思っていました。

 

作者は、三田紀房先生!!

 

あの『ドラゴン桜』の原作者です!!

 

元々、構想自体は『アルキメデスの大戦』の方が先にあったようですが、執筆を断念し、代わりに書いたのが『ドラゴン桜』・・・

 

2000年代にドラマ化され、一世を風靡しましたね~

懐かし~~(笑)

 

 

おそらく、造船用語や軍隊用語など、調べなくてはいけないことが、大量にあったからではないでしょうか?

 

ざっとしたあらすじ

時は終戦の12年前、1933年・・・

 

日本は、満州国を建設し、国際連盟から脱退し、欧米諸国との溝を広げていた!!

 

やがて確実にアメリカとの戦争がやってくるだろう!!

軍部の上層部、山本五十六はそう考えていた・・・

 

日本がアメリカとの戦争をしたとき、確実に負ける!!圧倒的に戦力が違いすぎる・・・

 

しかし、日本国民は、日露戦争、第1次世界大戦の勝利に酔いしれていた・・・

 

山本は、将来の日本の為にアメリカとの早期講和を実現するため、戦艦の建設ではなく、空母の建設にお金を使う事を上層部に進言する・・・

 

これからの戦争は、航空機が主になってくると踏んでのこと・・・

 

しかし、一方で造船技師の平山中将は、巨大戦艦の建設を進言する。

これが後の大和になる・・・

 

しかし、この平山案の戦艦、明らかに費用がおかしい!!

山本は、平山案をこき下ろす為、戦艦の費用を算出できる、天才数学者の櫂直(カイ タダシ)を軍部に招き入れる・・

 

カイは苦労しながらも、戦艦の建設費用のからくりを暴いていく!!

 

果たして、戦艦の建設案はどう動いていくのか??

 

実写映画化

2019年7月26日公開になりました。

 

主演は菅田将暉。

 

監督は山崎貴監督。『永遠の0』、『Always3丁目の夕日』などの監督です。

 

『アルキメデスの大戦』感想

キャスト陣が素晴らしい

キャスト陣は問題なしだったと思います。

 

菅田将暉が演じるカイと、柄本佑が演じる田中の掛け合いが本当に良かった!!

 

最初は、田中はカイのことをものすごく嫌っていました。

 

天才的な数学の才能を持つ生意気な学生が、突然、山本に評価され、自分よりも上の位に来た・・・

しかも、大の軍嫌い、日本国民の誇りもない男に幻滅していました。

 

しかし、一緒に徹夜して、作業を重ねていくうちに、ストイックなカイのことを徐々に尊敬するようになってきました。

 

この二人の会話のテンポが本当にいい!!

 

柄本の序盤に演じる、嫌いだけど、従わざるを得ない部下の立場、中盤から尊敬のまなざしに変わっていく変化が実にスムーズ・・・

違和感がない・・・

 

後は、平山中将の演技もすごかった・・・

終盤に、ようやく彼の信念が分かるのですが、その時の威圧感が凄い!!

 

これはベテランだからこそでる味だったと思います。

 

二人の知将が別の視点から日本を救おうとしていた

これを見た時、やっぱりあの戦争は誰にも止めることは不可能だったんだな~と思いました。

 

もう誰にも止められない状態だった・・・

どんな天才でも、カリスマでも止めることはできなかった・・・

 

アメリカとの早期講和を目指して、航空機中心の戦争になることを予見し、空母を作ろうとした山本五十六!!

 

一方で、巨大戦艦の建設に固執した平山中将・・・

この平山中将は、別に自分の趣味や利益の為に固執したわけではなかった。

 

おそらく日本はアメリカと戦争する。未だに日露戦争の勝利に酔いしれる国民は、戦争をしないという政府の決断を許さないだろう。そして負ける!!

 

日本国民は負け方を知らない・・・

 

もしこのままいくと、本当に全国民玉砕するまで、日本は戦争を辞めないだろう・・・

 

しかし、その時、日本国民が誇りを持つ、心の依り代になる、雄大で巨大な戦艦があればどうだろう・・・

 

この巨大戦艦が太平洋に沈められた時、日本国民は負けを認めてくれるのではないか??

 

この戦艦の名前はもう考えてある、名は””大和””!!

 

この大和は、戦争を終わらせるために、太平洋の大海に沈む必要がある!!

最初から、沈むつもりで作られた、史上最大の戦艦!!それが””大和””!!

 

だからこそ、大和は絶対に作られなければならない!!

 

それが、平山中将の考え・・・

 

彼は彼の視点から、数年後の日本の未来を考えていた!!

 

 

単純に、戦争はダメだ!!戦争を止めよう!!

って感じになっていなかったのは、本当に良かった・・・

 

逆に、この戦争はどうあがいても避けられない。山本五十六と、平山中将は、それぞれの視点から、日本を守ることを考えていた。

要は、どう負けるか??を考えていたということ・・・

 

深い!!

 

まとめ

歴史にもしもを語るのはナンセンスだと思いますが、仮に戦艦大和が作られず、山本五十六の思惑通り、空母が作られていたとしたら・・・

 

日本はアメリカと早期講和ができたかもしれません・・・

原爆が落とされることもなかったかも・・・

あそこまで、コテンパンにやられることもなかったかもしれません。

 

 

ただ、早期講和していたとしたら、日本は再びどこかの時代で戦争をしていたと思います。

 

今みたいな、戦後70年以上戦争をしていない、不戦国家にはなっていなかったのではないでしょうか??

 

あそこまで、ボコボコにされたからこそ、もう二度と戦争をしたくないと、日本国民の遺伝子に刻み込まれたのかも・・・

 

ま~どっちがよかったかは、僕にはわかりませんが・・・

 

とりあえず、戦争はナンセンス!!

戦争が無いからこそ、こうやってブログを書き続けられるのだと思っています。

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