キムローの部屋

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【再選できなかった歴代アメリカ大統領】フォード、カーター、ブッシュ父・・共通点は?

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11月3日のアメリカ大統領選まで、残り1か月を切りました・・

今回の選挙は、現職の大統領であるトランプ大統領にとっては、2期目を目指す選挙ということになります。

 

歴史的に見ると、この再選選挙に関しては現職の大統領が圧倒的に有利です!!

ま~当然です。

 

””アメリカ大統領””という世界一の役職の力・・

世界で自分を知らない者は誰もいない・・

党の代表者になる為に準備をしなければいけない候補者に対して、準備期間も資金も十分に備わっている状況・・

 

第二次世界大戦以後、アメリカ大統領の職に10人就きましたが、再選を果たすことが出来なかった大統領は・・

フォード、カーター、ブッシュ父の3人しかいません。

(フォードはウォーターゲート事件により、副大統領から大統領に昇格した)

 

フォード大統領を含めなかったら、2人だけです。

唯一、ケネディ大統領は暗殺されているので、再選選挙を迎えられた大統領に限ると、9人中3人ということか・・・

 

つまり、よっぽどの事をやらかさない限り現職大統領が2期目も務めます。

 

フォード大統領

カーター大統領

ブッシュ父大統領

 

なぜ、3人は再選できなかったのか??

3人の共通点は、不景気、失業率の悪化など経済に悩まされた事です。

 

 

 

再選できなかった歴代大統領

フォード大統領

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アメリカ大統領史上唯一、死亡以外の理由でその職を追われたニクソン大統領の、副大統領として大統領に昇格しました。

 

1976年の選挙で敗れたので、歴史上唯一、選挙に勝てなかった大統領です。

 

再選できなかった理由は主に2つ

  • ウォーター事件の張本人、ニクソン大統領に恩赦
  • TV討論会での歴史に残る失言

 

そもそも、フォード大統領は最悪の船出でした。ウォーターゲート事件において、当時の大統領の信頼度は失墜しており、更に事件から1か月後に、ニクソンに恩赦を適用したことにより、国民の反感を買います。

安定して支持率が低い政権だったと言えるでしょう。

 

さらに、大統領選でのTV討論会での、””東欧諸国はソ連の支配下に無い””という発言がマイナスに働きます。

当時、ソ連の圧政に苦しんでいた東欧諸国を憂慮する保守派から反感を買いました。

 

ふたを開けてみると、歴史に残る激戦でしたが、結果としてカーター大統領に敗れます。

 


カーター大統領 

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クリーンなイメージと笑顔でフォード大統領を破り、大統領に就任したカーター大統領でしたが、次第にその笑顔は失われていきます(笑)

 

外交ではイランにおける米国大使館事件での失敗・・

国内ではオイルショックによる不景気とインフレ・・

 

ほとんど大した成果を上げられず、再選を狙った選挙で元俳優のロナルド・レーガンに大差で敗れます。

 

一方で、大統領を退いた後は平和活動に尽力を上げ、2002年にノーベル平和賞を受賞します。

 

現在も存命

 

ブッシュ・パパ大統領

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冷戦終結、ソ連崩壊、東西ドイツ統一、湾岸戦争の圧倒的勝利・・・

 

一時は、アメリカ大統領歴代最高の支持率89%を記録したほどの大統領でした。

あくまで1991年時点・・・

 

選挙は1992年。湾岸戦争以後、緩やかにアメリカ経済は悪化していき、失業率の悪化、さらに公約を破る増税を行ったことで、結局、クリントンに敗れます。

タイミングが悪くて選挙に勝てなかった大統領。おそらく、今回トランプが最も参考にすべき大統領です。

 

退陣後は、息子に夢を託し、他の大統領みたいにメディアに出てくることは少なったようです。

 

共通点は直前で景気悪化

4年に1度というタイミングで絶対にやって来る大統領選挙。

現職の大統領からすると、自分の絶好のタイミングで選挙に持っていけないというデメリットがあります。

 

ブッシュパパの場合、1991年当時に選挙を迎えていれば間違いなく当選してたでしょう。

 

フォードを除いて、カーターとブッシュパパに共通していたのは、選挙の年に不景気に悩まされた事。

 

やはりアメリカ国民は経済に敏感なのだと思います。特に株価には・・・

 

 

NYダウが8月時点で、年初来の水準を下回っていたら、現職大統領は再選できないというジンクスがあるが・・・

 

一応、トランプはこれはクリアしてます。

 

トランプの再選は厳しいのか??

直前に不景気と言う点では、今回ほど当てはまっているときは無いのでは??

 

ただ、今回の場合、コロナウイルスと言う人為的ではなく自然発生的に生じた災害による不景気です。

これに関して、アメリカ国民がどういう風に判断するか??

 

全てはここにかかっていると言ってもいいぐらいです。

 

この間のTV討論会はメディアから酷評されていましたが、それは4年前も同じでした。トランプにとっては平常運転。しかも、相手のバイデンも4年前のクリントンと同じで、挑発に応じている辺り、結局トランプのペースにはまってる感がある。

 

このトランプとか最高すぎだろ(笑)

 

色々、意見はあるでしょうが・・

今回の選挙ほど読めないものも無いな~~

 

俺個人的には、元ビジネスマンという肩書に注目してます。おそらく、今回のコロナウイルスは、トランプ大統領の選挙準備において、全ての計画を狂わす事件だったと思います。

ビジネスに想定外の事件は付きもの・・

 

さらにトランプ大統領の支持率の安定感。この4年間、40%前後を維持!!

史上最も低支持率で安定感のある大統領です。最低と最高の支持率の差は14%で、アメリカ大統領史上最少という安定感です。

 

つまり、根強い支持層があるという事実。

 

 

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