今年の2月に大暴落した株価ですが、ついにアメリカの重要な経済指標の一つであるS&P500 が、コロナ前の水準を突破し過去最高値を更新しました!!
既に、ナスダックは過去最高値を更新し続けており、ハイテク株に引っ張られる形でS&P500 もコロナ前の水準を超えました。
後はNYダウ平均株価のみですね・・
株価は上昇しておりますが、依然として世界中でコロナ渦の真っただ中です。
このコロナ騒動で、収入が下がった人、ボーナスが無くなった人、仕事が無くなった人・・たくさんいるでしょう!!
ただ、株価はなぜか上昇しています。
つまり、むしろ投資家は資産を増やしているのです!!
この、コロナショックによるリセッションの中で、投資をしている人、していない人とでは更に格差が広がったと言えるでしょう・・
史上最速でリセッションから復活!!
速かった~~(笑)
史上最速ペースで下げて、史上最速で復活してきました~~
世界的に大暴落したのが、今年の2月でした。史上初めて、取引時間中にサーキットブレーカーが作動する異常事態・・
連日、あまりの落ち幅に、スマホ画面が下まで表示できないくらいでした・・
そして、あれから半年・・
遂にS&P500 が戻ってきました。
S&P500 のチャートです。
下げるのも早かったですが、上がるのも早かった~~
過去のITバブル崩壊の時や、リーマンショックの時は直前の最高値を更新するのに数年かかりましたが、今回はまさかの半年!!
なぜアメリカの株価が上がっているのか??
日経平均株価も上昇しているのですが、やはり米国株強し・・
俺は米国株投資家なので、今回はアメリカ経済だけの話とします。
それにしても、世界中でコロナウイルスが蔓延している中、およそ経済にとってプラスの要素があるように見えませんが、なぜこんなにも上昇しているのか??
GAFAMが強すぎた
世界的なリセッションが起こった時、世界が必ずそこから復活する 為のリーダーが現れます。
2008年リーマンショックの時は、成長著しい中国でした。
2000年ITバブルの時は、新興国でした。
1987年ブラックマンデーの時は、日本でした。
今回は、GAFAMでした!!
グーグル、フェイスブック、アマゾン、アップル、マイクロソフト・・・
次世代を担うハイテク企業達です。
今回のコロナショックは過去のリセッションとは異質で、人々の生活様式を変えてしまう出来事でした。
世界はよりオンラインを必要とする世界になったことから、ハイテク系列は逆に成長しました。
今回のリセッションは、セクター的に見ると大打撃を受けた所もある一方で、逆に大チャンスになった企業もありました・・
GAFAMの驚異的な伸びにより、アメリカのハイテク株指数であるNASDAQがまず復活し、そして彼らに引っ張られてS&P500 、NYダウも伸びました。
アメリカ政府の対応が早かった
アメリカ政府、およびFRBの経済への支援が効果的で早かったことも、いち早く株価が回復した理由でしょう。
おそらく、過去何度か経験した大暴落から学習して、リセッションに対してより早く政府主導で対応しなくてはいけないことが分かっているのでしょう。
あらゆる策を講じて、市場にお金をばらまく!!
今回の、驚異的な復活は市場の金余りも原因です。
過去の暴落から、企業だけを頼りにして復活を待つのでなく、政府主導で経済対策をする必要があることを学び、今回のリセッションに役立てた・・
簡潔に言うと・・
流石アメリカ!!
日本とは違うわ・・
投資家と労働者の格差はどんどん広がっていく
重要なのはこの事実。
俺自身、今回のコロナショックの暴落により、株価を安く買う事ができたので、この復活劇の利益を十分に享受することができました。
アップル株だけで、結構儲かったように思います。
しかし、投資をしていなかった人は??
単に、労働だけをしている人は??
この、驚異的な経済上昇の恩恵を享受できたのか??
おそらくできていないでしょう。むしろ、大半の労働者は状況が悪化したのでは??
ボーナスカットになった会社も多いでしょう、特に、旅行系や飲食系・・
厳しい時代が来たのではないでしょうか??
今回のコロナショックで、労働者はお金を失い、資産家は資産を増やしました。
確かに、2月、3月の大暴落の時、俺自身かなりの損失をこうむりました。見たことも無いマイナス額でした。しかし・・・その後は・・??(笑)
世の中面白いもので、リスクを取りに行った人が勝つようにできています。逆に、リスクを取らなかった人は、将来的に更に大きなリスクを取ることになります。
そして、大半の労働者はそのことに気づかず死んでいきます・・
知らない間に、投資家と労働者の間で格差は広がっていくわけです!!
知らないというのは世の中で最も残酷なことです。