株式投資をしていると、株価を底値で買う事がいかに難しいかが分かります。
株式投資は非常に単純で、安い時に買って、高い時に売ればいいだけの事・・
極端な話、デイトレードでこれを繰り返して、勝利し続ければ、おそらく1年、2年で、セミリタイアレベルまで行けるんじゃないでしょうか?(笑)
しかし、その分、忙しいし、勉強もしなければいけないし、売買手数料の分や、税金の分も含めてプラスの成績を出し続けるのは並大抵ではありません。
普通のサラリーマンには無理でしょう。
やはり、ある程度、長期投資でお金を増やしていくのが、時間がかかっても確実な既定路線です。
俺みたいに、毎月、給料から積み立てるのも、個人的には全然アリだと思います。
俺は、せっかちなので、安くなった時を待てずに買ってしまうので、こういう機械的な取引の方が、ストレスなくできます(笑)
ただ、せっかくだったら、出来るだけ安い時に株を仕込んでおきたいと考えるのが普通ではないでしょうか??
俺の積立投資は確かに有効ですが、株価が割高の時でも買ってしまうのが、デメリットです。
2022年や今年みたいに、株価が低迷している状態だと、非常に有効ですが、2021年みたいな怒涛の株価上昇時でも、同じくらい買う事になります。
株価の底で株を買うために、一つの基準となるのが
です。
FEAR&GREED指数とは??
恐怖と強欲
日本語に訳すとこんな感じ。
上のリンク先に飛んでもらうと分かると思いますが、今の投資家の熱狂度が数値化されています。あくまで、S&P500に関してです。
数字が高いほど、強欲であり、投資家が熱狂しています。
2023年になってから年初来、物凄い勢いで株価が上昇していましたが、その時は79くらいありました。
今は少しだけ落ち着いていますが、まだGREEDの段階。
去年、10月くらいにS&P500が底値を付けた時は、15位をさしていました。
FEAR&GREED指数と株価の関係
では、この数値と、実際のS&P500の関係性を見ていきます。
こちらが、過去1年のFEAR&GREED指数の変動です。
で、こちらがS&P500の変動です。
結構リンクしてますよね??
大体、FEAR&GREED指数が70くらいに達すると、S&P500の高値は跳ね返されます。
20切って来ると、かなりS&P500の底に近いかと・・
コロナショックの時は1だった
過去のFEAR&GREED指数を見ると、コロナショック、リーマンショックの時はFEAR&GREED指数が1を付けました。
その10日後くらいが底値だったみたいです。
1っていうと、かなり投資家が恐怖におびえているという事ですね(笑)
2022年も、最悪期は4月くらいに3というのがありました。
ここまでFEAR&GREED指数が下がると、いったんは底値を迎えると考えていいと思います。
FEAR&GREED指数が50を切った時だけ買う
効率的に資産を増やしたければ、このFEAR&GREED指数が50を切った時だけ、思いっきり株を買うというのが一番いいのではないでしょうか??
70に達したら、売ってもいいし、持ち続けて、また50以下になったら、思いっきり買い足せばいい・・
この基準を守り続けたら、少なくとも、バカみたいに機械的に、毎月給料日に買い足しという投資方法よりかは、効率的に大きく資産を増やせるような気がします。
FEAR&GREED指数が50~70のときは何もしないわけです。
その時は、投資用に資金を貯めとけばいいのです。
そうすることで、完全に底値で買う事は出来なくても、かなり株価が下がっている状態で大量に買う事が出来るし、株価が上がりきる前に売り抜けることも可能なのでは無いでしょうか??
基準は各々で決めたらいいと思います。30切った時だけ買うでもいいと思います。
ま~売ってしまうと、手数料とか、税金とか、後は配当金を逃すことがあるので、やはり売るのは控えめにしたほうがいいと思いますが・・
この投資手法は中々、オススメかと思います。あまり基準を厳しくし過ぎると、あまり株を買う機会が巡ってこないかもしれんせんので、その辺りは自己判断!!
俺も、今度からやってみようかと・・(笑)
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