米国株市場において、いや世界の市場において、2010年代は正にGAFAMの時代でした。
GAFAMとは、
Google、apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字を取ったものです。
今の時代、この5社のサービスを使わずに生きていくのは、ほぼ不可能だと思われます。国家規模でGAFAMの代わりを作ってしまった中国以外は、このGAFAMの恩恵を受けているはずです。
実際、この10数年のGAFAMの株価の伸びは異常でした。
細かい話をすると、必ずしも5社とも順風満帆だったわけではないですが・・
特に、appleやMicrosoftは、暗黒期を経て今があります。
コロナショック以後も、いち早く回復し、アメリカ市場を引っ張たのはGAFAMでした。
2020年のコロナ後の株価です。
ほとんど、GAFAMが株価を引っ張り上げたと言っても過言ではない。そんなチャートです。
ただ、ついにこのGAFAMに亀裂が入りつつあります。
第3四半期GAFAMの決算は??
ここ最近の第3四半期の決算は、GAFAMの中でも明暗が分かれました。
MicrosoftとGoogleは市場予想を上回り、過去最高の売り上げ、純利益でしたが・・
Amazon、Facebook、appleは決算がこけました。
成長力に陰りが見え始めたわけです。
Facebookは新たにメタバースと社名を改めて、再出発を切ったりと、何かと時代の変わり目を感じさせる第3四半期だったと言えるでしょう。
Facebookはおそらく今後は仮想世界(VR)事業に注力していくのかな??
とはいっても、appleなども時価総額2兆ドル企業ですし、内部留保の資金はアメリカ政府以上に多いですし、世界最高のブランド力があるので、崩れる姿はAmazonも含めて想像できないですが・・
なので、今後衰えていくとは思っていません。
ただ、成長力は陰り始めたと・・
株価的にも、かつての2010年代ほどの成長は、もう無理かもしれませんね。
Microsoftは流石の強さですが・・(笑)
あの企業は、今後も期待です!!
GAFAM以外で新たな1兆ドル企業の誕生
テスラです!!
去年から注目はされてましたが、遂にこの時が来ました。
自動車メーカーとしては初めて、GAFAM以外では初めての時価総額1兆ドル企業の誕生です。
2003年創業という事を考えると、物凄いスピードです。
時価総額ランキング的にはFacebookを超えて、アメリカ企業では5位。
世間的には既にGAFAM+Tと言われることが多くなりました。
もうGAFAMに割って入ったといってもいいでしょう。
しかもまだまだ発展途上!!
2020年代がテスラの時代になりますように・・
次世代GAFAM最有力候補たち
NVIDIA(NVDA)
その昔、日本のソフトバンクグループが大量保有して出資していた会社です。
現在、米国株市場において時価総額8位!!
既に、6000億ドルを超えており、今後の成長を考えると、将来的に次の1兆ドル企業です。
正直、俺はこの会社が何やってるのかよく分って無いですが(笑)
GPUというAIとか自動運転において必須の分野において、世界トップの地位にある企業です。
ですので、GAFAMはもちろんテスラとかとも繋がりは深いです。
という事はつまり、われわれの生活にも欠かせないものということです。
今年に入ってからも株価は2倍近くになってます。
俺の投資理念的に、自分の理解できない事に投資しないことにしているので、俺は投資しないですが(笑)
ネットフリックス(NFLX)
こちらは日本でもかなり有名ですね。
登録している人も結構多いのでは??
動画コンテンツサービスの世界最大手ですね。最早現代はテレビからPCで動画作品を観る時代。
今後、世界の人口が増えれば、全世界で登録者は増えるでしょう。
GAFAMキラーの最有力候補の一つです。
株価はこんな感じ。
セールスフォース(CRM)
セールスフォースは世界最大の顧客管理アプリを管理提供している会社です。
とりあえず、世界中の全企業がインストールしているサービスです。
会社が存続していくうえで欠かせないものだと思ってください。
クラウド上で管理されるので、余計なハードやソフトが不必要です。なので、低コストで高品質なサービスが提供できます。
利益率がGAFAMと比較しても遜色ない企業です。
この先の時代で更なる需要が見込まれる分野と言えます。
ショッピファイ(SHOP)
世間ではAmazonの天敵とも言われているショッピファイです。
ナイキがAmazonには出店しないと宣言したのはごく最近の話。オンラインストア部門で時代が変わりつつあります。
ショッピファイは個人でオンラインストア開設するのをサポートする企業です。
だからこそ、Amazonキラーと呼ばれているわけです。
今まで、企業はAmazonを通してオンラインで商品を提供していたものが、ショッピファイのような企業のサポートを受けて、自社でオンラインストアを開設できるようになるわけですから。
まだまだ発展途上の企業ですが、この先、GAFAMを喰う可能性のある企業です。
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