今回は、週刊少年ジャンプで絶賛連載中の『Dr.STONE』についての記事です。
今年は、アニメ放送も控え、売る上げ的にも更なる飛躍が期待される、ジャンプの人気作です。
Dr.STONEについてあまり知らない方は下の記事をどうぞ↓↓
この作品の最大の特徴は、文明が完全に崩壊した世界から、現代科学の知識を持った人間が、一から文明を再建していくという設定です。
本来なら、そんな簡単ではないと思いますが、理論上は可能だという妙な説得力があり、話に引き込まれていきます。
コミックスは、2019年2月14日現在、9巻まで出ています。まだ、アニメの放送前です。読み始めるなら、今がそのときでしょう!!
『Dr.STONE』ここまでの流れ(2019年2月現在)
長らく続いていた、千空VS司の戦いも終わり、いよいよ全人類石化の原因を探っていく話へ。
最後は、司は瀕死の重傷を負い、千空に今の技術では救う事はできないといわれてしまいます。そして、未来、石化の原因を解明し、石化によって司を救うため、司をコールドスリープさせます。
そして、新章へ
現在、物語の核心に迫る話に突入しています。
そもそも、『Dr.STONE』は、第1話にいきなり全人類が石化するところから始まります。そして、人類の文明は完全にストップし、3700年後、徐々に現代人が石化から目覚め始めます。
では、その人類石化現象の原因は何なのか?
千空達は数少ない情報から、石化した時、地球を照らした強大な閃光がどうやら地球の裏側、南米大陸から発せられていたことを突き止めます。
南米大陸に、石化現象を探る手掛かりが存在するかもしれないと、一同、日本から地球の裏側を目指します。
しかし、それには乗り越えるべき幾多のハードルが・・・
乗り越えるべきハードル
最終的なゴールは?
まず、最終的なゴールに関して・・・
日本から南米大陸に行き、石化現象の原因を探り、その目的、メカニズムを解明し、再び日本に戻ってくる。
そして、コールドスリープ中の司を目覚めさせ、石化により体を治療し、健康になった司と再会する!!
これが今のところ『Dr.STONE』の最終的な目標。
はっきり決まっている当たりがいいですね。
ハードルその① 南米までの移動手段
21世紀の現代の場合、最速の移動手段は飛行機です。(一般人の場合)
しかし、ストーンワールドにそんなものはありません。
千空も、いくら飛行機のメカニズムを知っているからといっても、ほぼ原始世界において飛行機を一から作ることは難しいでしょう。
ですので、移動手段として船ということになります。
それも、結構頑丈で、大きい船である必要があります。
連載の方では、現在、設計図は完成し船の製作に取り掛かっています。
ハードルその② 優秀な航海士
南米まで船で行くわけですから、海を読む力、船の進む方角の見極めなど、相当優秀な航海士が必要です。
すでに、優秀な航海士、龍水七海を復活済み。彼の指示で、船の設計、製造も進んでいます。
ハードルその③ 燃料と食料
南米まで、船を動かすための燃料が必要です。
石炭だと、重すぎて船が沈んでしまいます。そこで、石油です!!
すでに、石油探索に動いていますが、日本に果たして石油があるのか?
そして、南米までの長旅に備えた、大量の食糧、保存食です。
すでに連載では、小麦畑を作り、大量のパンを生産しています。そのために、優秀なシェフも石化から生き返らせました。
ハードルその④ 石油探索、掘削
まず石油が日本にあるのかについてですが・・・
まーこの辺りは漫画なので、あるという流れで話が進んでいくと思います。
実際、日本は石油が取れないことで有名ですが、実は石油の埋蔵量は少なくはありません。ただ、地中深くあり、それらを掘るためのコストと、中東から石油を買うコストを比べたとき、海外に頼った方が安く済むという事で、日本は石油を掘らないだけです。
ですので、一応、日本に石油はあります。
その点では、『Dr.STONE』で石油を掘っていても、理論上はおかしくありません。
しかし、問題は掘削です。
石油があっても、地中深くだと、今の千空達にはお手上げです。
この辺りは、今後どう進んでいくのか?
ハードルその⑤ 道路整備
石油が見つかったとして、それらを運ぶ、道路の整備。
資材を運ぶための車の大量生産など・・・
どっちにしろ、まだまだマンパワーが必要です。
石化を解く、復活液が現在作れない以上、ストーンワールドの住人だけで、回して言う必要があります。
現実なら、10年単位で時間がかかると思いますが・・・
この漫画は、非常にテンポがいい!!
ハードルその⑥ 未知のウイルス対策
この問題を言ってしまうと、この漫画おしまいなのですが・・・
一応、新大陸に行って、上陸するわけですから、未知のウイルスに侵される可能性もありますよね。
この辺りは、漫画ですから無視するのでしょうか?
ハードルその⑦ 南米大陸の形や位置は変わっていないか?
3700年の月日が経っているわけです。
プレートの移動による、大陸の変化や、地盤沈下など、あらゆる可能性が考えられます。
情報があまりにも少なすぎるため、かなり無謀な旅といえるでしょう。
しかし、かつてのコロンブスなども、この状況下で新大陸などを発見したことを考えると、彼らでもできるのでしょうか?
どっちにしろ、全員生きて南米に行くというのはあまりにも困難なのでは?
まとめ
細かいところあげたら、もっと超えるべきハードルが多いと思いますが・・・
まだまだ連載は続きそうですね。今年中には、南米へ出発!!っていう流れまでもっていけるでしょうか?
直接、南米大陸まで行くのでしょうか?間に、どこかを経由するのでしょうか?
今後の展開が楽しみですね。