ADRって聞いたことありますか??
簡単に言うと、海外の会社でありながら米国株市場に上場し、他のアメリカの会社と変わらず、米国株として取引できる企業です!!
アメリカという世界で一番の株式市場に上場している海外銘柄・・
信頼性は当然ありますし、日本からだと直接買い付けできない国の銘柄もあったりするので、知っていると超便利です!!
ADRってどんな企業??
海外の銘柄で、米国株市場に上場している銘柄!!
中国、台湾、インド、ロシア、ブラジル、イギリス、ドイツ、オーストラリア・・
日本からだと、直接購入が難しい国の銘柄ですが、米国株市場に上場していると、簡単に購入できます。というより、他の米国株とほとんど変わりなく購入できます!!
インドとか、今後どんどん成長していく国なので、かなり注目度が高いです。
人によっては、購入してみたい企業とかあるのでは??
しかし、日本からインドの株式は取引できません!!
インド政府が、海外の介入を認めていないのです。
ということで、素人にはかなり面倒くさい手続きが必要になってきます。
そういう企業が、ADRとして米国株に上場してくれていると、日本人でも簡単に購入できます。
アメリカの株式を取り扱っている、日本の証券口座は多いですからね!!
因みに、代表的なADR銘柄はこちらから参考になると思います。
有名どころだと、中国のアリババとかバイドュとか・・
ADRの他にGDRって何??
実は、GDRというものもあります。
これは、ADRのイギリスバージョンです!!
ロンドン市場で取引されています。
GDRはADRより敷居が低く、歴史的にアメリカに上場しにくい、ロシアとか東欧の企業が多いです。
日本からだと、ロンドン市場の取り扱っている証券会社が無いので・・
面倒くさい手続きをして、海外に口座を開く必要があります(笑)
ADR銘柄のメリット
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配当金の現地課税が無い国もある
通常のアメリカ株だと、配当金を受け取る際にアメリカで課税されて、さらに日本でも課税されます。
しかし、ADRは本籍がアメリカ以外なので、イギリスなど配当金の現地課税がない国の銘柄だと、この現地課税が無くなります!!
イギリス銘柄で有名なADR銘柄と言うと・・
石油のロイヤルダッチシェルですかね~~
配当金も高いですし、この配当金に現地課税がかからないのは、かなり嬉しいです!!
※しかし、逆にアメリカよりも配当金の現地課税が大きい国もあるので、注意が必要!!
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アメリカで買う事で手数料が抑えられる
米国株を買う時は、当然USドルで購入する事になります。
為替手数料はかかりますが、USドルの手数料が一番安いです!!
他のアジアの新興国のマニアックな通貨で、その国の株を買おうとすると、為替手数料が高いことが多いです。
USドルという、一番メジャーな通貨に変える時の手数料が、1番安いんです!!
ADR銘柄は知ってると便利!!
アメリカ以外の有名な世界的企業の株が、米国株と同じようにお得に買えるって、超嬉しくないですか??(笑)
別に知らなくても、投資はできるけど・・
知ってると、便利です(笑)
皆さんもぜひ、投資してみてはいかが??
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