投資で儲けたかったら、簡単な話、元本が大きければそれだけ収益は大きくなります。
株式投資を行う上で重要になって来るのが、””複利の力””です。
この力は元本が大きければ大きいほど威力を発揮します。
1000万円を超えてくると、複利の力でお金が増えるスピードが上がって来るのは、俺自身、経験済みです。
1000万円を5%の年利で運用すると・・
5%で運用するという事は
元本Aが1年後・・
A×1.05=1.05A
2年後は、1.05Aに対して
1.05A×1.05=1.1025A
となっていきます。
単利と違って、指数関数的な上昇曲線を描いて金額が増えていくわけです。
なので、
1年後 1000万円×1.05=1050万円(単利:1050万円)
2年後 1050万円×1.05=1102万5000円(単利:1100万円)
3年後 1102万5000円×1.05=1157万6250円(単利:1150万円)
4年後 1157万6250円×1.05=1215万5062円50銭(単利:1200万円)
5年後 1215万5062円50銭×1.05=1276万2815円62.5銭(単利:1250万円)
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10年後 1628万8946円26.75銭(単利:1500万円)
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15年後 2078万9281円79.34銭(単利:1750万円)
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20年後 2653万2977円5.02銭(単利:2000万円)
20年後には、何もしなくても2600万円を超えてきます。
これが、複利の力です。
当然、利率が高かったり、年数が長かったり、元本が大きければ、更に大きな力になります。
仮に1億円の元本があって、年利5%で運用すれば、1年目で既に+500万円です。
2年目以降、何もしなくてもどんどん増えていきます。増えていく量も増えていきます。
もうここまで来ると、普通のサラリーマンの場合、仕事を本業にするより、投資に専念した方が良さそうですね(笑)
年利5%以上で運用しようと思ったら
- 年利0%~0.2%
一般的に、メガバンクの年利は0.001%。定期預金でも0.005%ほどでは無いでしょうか??
人件費を抑えて経費を削減しているネット証券ですら、今ののご時世、0.2%ほどが限界でしょう。
色々、条件を満たした場合ですね。
- 年利0.5%~1%
社内預金
大企業で社内預金がある場合は、大体利回りは0.5%~1%ほどでしょうか??
一応、労働基準法より、社内預金の利回りは0.5%以上と定められています。俺の会社も0.5%です。
今時、1%なんて景気のいい会社もあるのか疑問ですが・・
- 年利1%~3%
債券
国債などは、大体利回りが1%~3%ほどと言われています。
このレベル以上だと、変動制が多くなってくるので、リスクが増えてきますが、国債は比較的低リスク。
主に、株価が下がった時に債券は買われるので、株価と逆の動きをします。なので、株式投資家でも債権も持っている方が多いですね。
- 年利5%~10%
株式投資
年利5%以上で運用しようと思えば、もうある程度のリスクを冒して株式投資などに手を出していくしかありません。
ただ、5%ほどでしたら、指数に連動したインデックスファンドに投資するだけで十分です。
アメリカのS&P500などは、その長い歴史で、長期的には安定して成長していく事を証明しています。
どの20年間で区切っても、年利6%を下回ったことが無い安定感があります。
年利7%程度なら、平均的な投資家でも十分達成可能です。
- 年利10%以上
凄腕の投資家
相当量のリスクを取って、今後成長するであろう分野、企業に投資を行う必要があります。
多少、運も必要になりますね。
正直、ある程度の資産があれば、ここまでリスクを取ることなく、指数に投資しているだけで大丈夫だと思いますが・・
ここまで来ると、投資の業界にかなり精通しておく必要もありますね。
1年、2年程度なら年利10%も実現的ですが、これを何十年も続けるとなると、相当難易度があがります。
以上の事より、
高い年利を実現させるためには、多少なりともリスクを取る必要があるわけです。
サラリーマンは最強投資家
1000万円を年利5%で運用したら・・の話をしましたが、
仮に、年利5%の運用プラス、毎月給料から積み立てたらどうなるか??
1000万円を何もせずに、年利5%で運用するだけで、20年後に2600万円以上になってるわけです。
毎月の給料から、少しずつ積み立てたら・・
もっと金額は跳ね上がるのは容易に想像できると思います。
そうなると、老後2000万円問題なんて楽勝で解決することもわかるでしょう。
平凡なサラリーマンでも、時間さえかければ1億円は達成可能なのです。
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